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CHAPTER 4圧力の損失
『圧力損失』発生させる原因

1.配管径を細くする。

流路を絞るという意味では、過剰な異径配管のジョイントは圧力損失が発生します。

2.配管を曲げる

通常、液体は慣性の法則に従い、真っ直ぐに流れています。しかし、曲り部分では慣性の法則に逆らって運動方向を変えられるため、『エネルギーの損失』が発生します。(変化することで変化のためのエネルギーが消費されます)『エネルギーの損失』は圧力低下をまねきます。その結果、圧力損失が発生してしまいます。

3.開閉バルブ(弁)を取り付ける

ボールバルブなどは、全開にしておけば『圧力損失』をあまり気にする必要はありません。但し、内部で流路が大きくベンド(曲がっている)しているタイプは、全開していても圧力損失が発生してしまいます。

バルブ内視図 ボールバルブ

一般的に『ボールバルブ』と呼ばれています。全開時には貫通構造になりますので、圧力損失がありません。

バルブ内視図 グローブバルブ

一般的に『グローブバルブ』と呼ばれています。全開時でも流路が曲がっており、圧力損失が発生します。

4.流量計を取り付ける

原理で述べましたように、「差圧式流量計(ダイヤフラム式)」は、オリフィス(絞り弁)による『圧力損失』を利用して流量を検出します。また「カルマン渦式流量計」は、圧電素子に安定した振動を与える為に流路を絞り、流速を速めています。「羽根車式流量計」も、羽根を回す推力を得るために小流量の場合、流路を絞ります。これらの流量計に関しては、『圧力損失』が発生しやすいと言えます。

逆に、電磁流量計・熱式流量計・超音波式流量計は、検出の為に流路を絞る必要もなく、『圧力損失』に対してはメリットが大きいと言えます。

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