Data Matrixは、ID Matrix社で発明された2次元コードです。日本では、データコード、データマトリクスコードと呼ばれます。
Data Matrixは、数字のみで最大3116文字、英数字のみで2335文字、バイナリデータのみで1556文字と非常に多くのデータがコード化でき、また、サイズ的にも小型化できるという特徴をもっています。この小型化できるという特長から、液晶、半導体ウェハ、IC部品にマーキングされて使用されているケースがあります。インテルのペンティアムプロセッサには、Data
Matrixが印字されています。
Data Matrixは、下のように、L字のアライメントパターンと、点線状のタイミングセルを配置し、その中に実際のデータが入るという構成になります。L字のアライメントパターンがあることにより、Data
Matrixがどの向きであるかが判別できます。また、タイミングセルにより中のデータのセルを認識しやすくしています。
Data Matrixの初期バージョンは、5種類のエラー訂正レベルがありましたが、コード自身に歪みが発生した場合に、ほとんど読めなくなるという問題があったため、これを大きく改善したバージョンであるECC200が開発されました。このECC200の誤り訂正にはQRコードと同じ「リードソロモン方式」を採用しており、歪みに対しても強く、コードのサイズも小さくすることができるようになりました。
このECC200が、国際的にも規格化されており、Data Matrixを使用する場合は、このECC200が標準的に使用されます。