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対応可能なワークスピードの求め方

次に「どれくらいのスピードで検査できるのか?」について解説します

間欠送りの場合

検査対象が断続的に流れてきて、カメラの前で一定時間停止して、次の対象が流れてくる場合について解説します。
たとえば、1分間に何個の対象を検査できるか?については、画像センサの処理スピードから算出できます。
1分間の最大検査回数=
60(秒)÷画像センサの処理時間(秒)
例)画像センサの処理速度が20msとすると、1分間に最大何回検査できるかについては60秒÷0.02秒=3000回/分と考えられます。(=50回/秒)逆に、検査スピードの希望値が予め分かっている場合は、以下の式より
画像センサに
求められる処理速度 (ms)=
 1(秒)÷希望検査回数(回/秒)×1000
となります。

連続送りの場合

シャッター速度について
検査対象がカメラの前で一旦停止せずに流れていく場合は、シャッター速度についても考慮する必要があります。
高速シャッター画像 低速シャッター画像
例)  希望最小検出異物サイズ=1mm
ライン速度=1m/秒シャッター速度=1mm÷5÷1000mm/秒=1/5000 より、 シャッター速度は、1/5000が理想的と考えられます。
たとえば、連続シートの上の異物を検査する場合、シートは連続的に流れていきます。 これをカメラで撮像した場合、シャッター速度(露光時間)がライン速度に対して十分速くないと 撮像した映像にブレが生じてしまいます。そこで、このブレを十分に抑えるためには、 検出異物の最小サイズの1/5程度の距離を移動する時間をシャッター速度の目安と考えます。
シャッター速度=
希望最小検出異物サイズ÷5÷ライン速度
最大ライン速度について
次に、希望最小検出サイズから検出可能なライン速度を求める方法を解説します。 検出したい最小の異物サイズが決まれば、前頁の考え方より必要な視野が決まります。 視野が決まれば、その視野を画像処理時間内に移動するライン速度が、漏れなく検出できるライン速度となります。
最大ライン速度=撮像視野÷画像処理時間
ここで、画像処理時間は、画像センサの能力と設定内容によって変わりますので、テストにより実測します。
たとえば、希望検出最小サイズ=0.2mm、前頁の表より、200万画素カメラを使用した場合、 撮像視野は、最大100mmで可能になります。 画像処理時間=50msとすると
最大ライン速度=100mm÷0.05秒=2000mm/秒
より、2m/秒までなら、検出漏れがないことになります。
 
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