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ワークの高さ変化による影響を回避する

一般的なCCTV レンズでは画角(解説参照)があるため、レンズとワークの距離が変化すると同一のワークであっても撮像した対象のサイズが変化します。そのためラインの上下ぶれや個体差によるワークの高さが変化する場合、段差のあるワークの寸法を計測する場合は誤差が発生します。それに対してテレセントリック方式のレンズは画角が0°となるように設計されており、ワークの上下ぶれがあっても撮像される画像サイズは変化が少なく、測定誤差がほとんど発生しません。
実験例

斜めに傾斜したテープの寸法計測
(段差4.5mm)

使用レンズ  :  CA-LM0510/CA-LH50(接写リングt=44mm)
計測方法  :  エッジ幅(外寸)(画面横方向に対し3箇所の計測)
使用機種  :  CV-2500/CV-025
視野  :  4.2×4.5mm
テープ幅  :  3mm
「ワークの高さ変動への対処」の説明画像
テレセントリックレンズ
通常のCCTVレンズ
CA-LM0510(×1.0 光学倍率)使用時 CA-LH50(接写リング=44mm)使用時
カメラからの距離
カメラからの距離
「ワークの高さ変動への対処」の説明画像 「ワークの高さ変動への対処」の説明画像
テレセントリックレンズは、4.5mmの段差が
あっても寸法はほとんど変化しません。
CCTVレンズでは段差の影響を受けます。
レンズとの距離が近いと寸法は大きく、
遠いと小さくなります。
解説

画角

一般的にレンズを選択する際のひとつの目安に『画角』というものがあります。
画角とは、撮影される範囲を角度で表したものを言い、図1のように光学設計的には主光線間の角度で定義されます。
図1 通常のCCTVレンズ
「ワークの高さ変動への対処」の説明画像
ワークとカメラの距離が変動すると撮像サイズが変化します。

テレセントリックレンズ

テレセントリックレンズとは主光線が焦点を通るように設計された光学系をいい、図2のように主光線が光軸に対して平行なレンズ、つまり画角が0゜となるレンズを示します。ワークの位置の変化による撮像画像サイズの変動が小さいといったメリットがあり、高精度な寸法計測を実現します。奥行きのあるワークの寸法計測や位置決めを行なうのに最適なレンズです。
図2 物体側テレセントリックレンズ
「ワークの高さ変動への対処」の説明画像
代表例 コネクタピンの拡大画像
「ワークの高さ変動への対処」の説明画像
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レンズ CA-LHR
/CA-LH/CV-L
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