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微小な欠陥を正確にとらえる

より小さな欠陥や対象物の違いをとらえるには、レンズの解像度にも注意する必要があります。どんなに高性能な画像処理を用いても、レンズを通して得た画像が劣化していては、せっかくの能力を生かしきることができないばかりか、場合によっては検査自体が不安定になることもあります。高精細な画像処理用に設計された高解像度レンズであれば、対象をより正確にとらえることが可能になります。
実験例

微小な異物・汚れ検査

使用レンズ  :  CV-L16/CA-LH16
計測方法  :  傷モード(セグメントサイズ 4画素)
使用機種  :  CV-2500/CV-025
視野  :  60mm
「微小欠陥をとらえる」の説明画像

拡大画面比較

従来のレンズ(CV-L16使用時)
高解像度レンズ(CA-LH16使用時)
傷レベル 38
傷レベル 54
「微小欠陥をとらえる」の説明画像 「微小欠陥をとらえる」の説明画像
汚れがぼやけた状態でうつり傷レベル※が小さくなります。OK時との差が小さく、検出に余裕がありません。 汚れがくっきりうつり傷レベル※が大きくなり検出の安定化につながります。
※傷レベルとは?
汚れにより発生する周囲との階調差のこと

解像度チャート拡大比較

特に、接写リングを使用して視野を拡大する場合に解像度が低下しますので注意が必要です。
テレセントリックレンズ
通常のCCTVレンズ
CA-LM0510(×1.0 光学倍率)使用時 CA-LH50(接写リング=44mm)使用時
「微小欠陥をとらえる」の説明画像 「微小欠陥をとらえる」の説明画像
拡大しても高画質な画像を再現します。 接写リングを複数接続すると解像度が低下
します。

高解像度レンズと通常レンズの違い(CA-LHシリーズの例)

ガラス材質が違う!!

光学ガラスを組み合わせてレンズを構成するとどうしても色収差が発生します。色収差とは、波長による結像位置のずれをいいます。ガラスやプラスチックの屈折率は波長に応じて変化するため白色光を入光させると、結像位置が波長によってずれ画像がぼけることがあります。
CA-LHシリーズのレンズは、この色収差を限界までおさえるように、レンズ材質に「低分散ガラス」を一部採用しています。一般的な光学ガラスでは得られない低屈折率、低分散特性を得ることができ、従来のレンズよりも高い解像度を実現しています。
色収差の比較イメージ図
「微小欠陥をとらえる」の説明画像

複数レンズ、フローティング機構により
最適化された光学設計

CA-LHシリーズのレンズは、最大8枚のレンズで構成されています。
複数のレンズ性能の限界を引き出すために内部各レンズ群(前群、後群という)が独立して移動するフローティング機構を取り入れています。ピント調整時にレンズの前群が動くと、歪み補正が最適化されるように後群が最適な位置に動く構造になっています。近接から無限遠の間で、レンズ群の位置関係を常に最適な状態に保つことで高い性能を実現しています。
無限遠の場合
近接の場合
「微小欠陥をとらえる」の説明画像 「微小欠陥をとらえる」の説明画像
ピント調整時に後群が移動し、歪みが補正されます。
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レンズ CA-LHR
/CA-LH/CV-L
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