用途から選ぶ

半径(R)・内径

半径(R)測定器/内径測定器をお探しの方へ

半径(R)・内径測定の最適な測り方は、測定器の種類、設置環境など様々な要素から選択することが重要です。 適さない機器を選定してしまうと、必要な精度が出なかったり、運用工数アップに繋がってしまいますので、避けたいものです。
このページでは半径(R)測定器/内径測定器をお探しの方が、迷わずに最適な測定器に辿り着けるよう、ナビゲートいたします。

「半径(R)・内径」の測り方

「半径(R)・内径」の最適な測り方を測定器のご提案とあわせて紹介します。

半径(R)を測る

測定例:ドラム缶の巻締R測定

最適な測定器を見る

最適な測定器反射型2次元レーザ変位計

ラインレーザを照射し、得られた形状から半径(R)を測定します。

曲線形状のRや指定したポイントの中心位置の座標を測定します。
POINT

外部で近似Rを演算させることなく、ダイレクトに半径(R)を測定できます。

リング形状の内径を測る

測定例:ベアリングの内径測定

最適な測定器を見る

最適な測定器透過型2次元寸法測定器

2次元投影方式で得られた画像から、内径を測定します。

A
指定した円弧エリア内のデータから、近似Rを測定します
POINT

ワークの位置がずれても、位置補正機能により正しくRを測定できます。

円筒形状の内径を測る

測定例:円筒ブロックの内径測定

最適な測定器を見る

最適な測定器反射型レーザ変位計

2台のヘッドの光軸をプリズムで90°に曲げ、穴の直径を測定します。

A
穴中心
B
直径
POINT

2台の光軸が一直線上かつ穴中心を通るようにします。
真円度測定を行う場合には、ワークを回転させ、等ピッチ角度ごとに測定します。

まとめ

このページでは、ドラム缶の巻締Rやベアリングの内径・円筒ブロックの内径などを測る方法と測定器の構造、さらに測定器を選定するときのポイントや注意点について説明しました。
それらをまとめると、以下の通りです。

  • 反射型2次元レーザ変位計は、ラインレーサを照射した部分の形状から半径(R)を測定。外部での演算が不要なので、ダイレクトに半径(R)が測定できる。
  • 透過型2次元寸法測定器は、指定した円弧の半径(R)の測定が可能。また、ワークの位置がズレていても、位置補正機能で安定検出を実現。
  • 円筒などの内径は、2台の反射型レーザ変位計とプリズムの組み合わせることで測定が可能。ワークを回転させると、真円度も測定できる。
  • 最適な測定器の選定は、測定箇所の形状と位置合わせの精度がポイントになる。

測定する対象によって、その方法はさまざまです。最適な測定を行うには、それらの特徴を知り、正しく測定器を選定することが大切です。
このページで紹介した内容や、他のページに記載している測定の知識や事例についてまとめた資料「測り方がわかる 変位計/測定器 サポートガイド」は、下記からダウンロードできます。レーザ変位計のラインナップカタログとあわせてご覧ください。

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