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ユーザー視点でみた3Dプリンター3Dプリンターの進化

切削や鋳造では難しい形を3D造形

3Dプリンターは使うほどに効果が実感できました。稼働時間も伸びて、動いていないことがないほどの状態になりました。以前なら試作しなかった部品を造形して長年の懸案を解決し、商品化にこぎつけたケースもあります。

3Dプリンターならではの使い方

機械加工と3Dプリンターには、それぞれ長所と短所があります。ものづくりに携わる人なら旋盤やフライス盤、マシニングセンタ、射出成形機などの特長を理解し、効率的に使い分けているはずです。しかし、切削や鋳造、射出成形では難しくても、3Dプリンターなら容易に再現できるものもあります。自動車、航空機、建築などで使われているハニカム構造もそのひとつです。費用や納期がかかる複雑な形状こそ、利用価値が高いといえそうです。

複雑な形状

ハニカム構造、複数の部品が絡み合った形状、刃物が入りにくい形状など、機械加工では難しいとされる形でも、3Dプリンターなら簡単に造形できます。

複雑な形状

内部構造の検証に最適

切削は工具が届く部分しか加工できないため、複雑な形は複数のパーツに分けて製作します。3Dプリンターなら内部も一体成型できるため、完成後すぐに動かして検証できます。また透明樹脂で、中が見えるように作れます。木材や金属では不可能な透過型は、3Dプリンターならではです。

一体成型

複数のギアを組み合わせたまま一体成型。組立作業なしで、すぐに動作検証ができます。

一体成型

流体や気体の流れを検証

気体や流体のシミュレーションは解析ソフトでもある程度できますが、正確なデータを得ることはできません。解析ソフトでシミュレーションしたあと、内部が見える試作で正確に検証します。

流水状態を確認

試作で圧力計の流水状態を検査。流れが目で追えるので、改良も容易です。

流水状態を確認

金型を正確に依頼するために

複雑な金型は、画像や図面だけでは正確に伝わらないことがあります。製作に時間がかかるものなので、いったん不具合が起きると後工程にも影響が出ます。造形モデルを見せることで、その後の理解と効率が大きく違います。

モデルを見せて発注

エンジンブロックにはウォータージャケットなどがあり、板厚も均一ではありません。複雑な形状であればあるほど、外注時の精度が上がります。不可能な透過型は、3Dプリンターならではです。

モデルを見せて発注

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