フードディフェンスによる取組み

最近では日本でもその広がりを見せる「フードディフェンス(食品防御)」。ニュースで食品への異物混入事件が取り上げられるのを目にする機会が増えたせいもあり、今まで以上に毒物や薬物が食品に混入することを防ぐ仕組み作りが求められるようになりました。
ここでは、フードディフェンスによる取組みについて解説します。

「フードディフェンス」はもともとはアメリカの同時多発テロをきっかけにして、生物化学兵器による被害を最小にする取組みとしてスタートしたと言われています。ここ日本でも中国製の冷凍餃子に毒物が混入していて、それを食べた方が被害にあわれた事件がありました。このような流れからあらゆる食品に対して「フードディフェンス」という考え方が浸透しつつあるようです。
そんな中で、フードディフェンスの対策例としては、製造施設への外部からの進入禁止、入場者に対するセキリティ強化、カメラの設置、流通形態の見直し、従業員とのコミュニケーション強化などが一般的です。
プラスして、異物混入を防ぐ包装への変更をすることで対策をしている事例も出てきています。

「フードディフェンス」と「フードセーフティ」の違い

フードディフェンス(Food Defense)は「食品への意図的な異物の混入を防止する取り組み」であるのに対して、フードセーフティ(Food Safety)とは「意図的でない異物混入を防止する取り組み」のこと。
食への安全が叫ばれる今日は、どちらも重要な取組みと言えます。

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