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工程改善 薬液編

レーザマーカを導入したことで成功した様々な工程改善事例をご紹介。

トレンド

近年、世界的に地球環境問題への意識が高まる中、国家的な取り組み(排出規制、環境基準、研究)や、企業による取り組み(環境技術の開発、ゼロ・エミッションの追求、リサイクルなど)といったさまざまな形で、環境対策や環境保護運動は推進されている。
また、企業によってはCO2等の環境負荷物質に対し独自の排出規制を設けるなどの動きも出ている。
そんな中、最近のトレンドとなっているのが「薬液」を減らす動きである。
環境だけでなく、人体や設備のランニングコストにも大きく影響するため、エッチング・洗浄・その他用途でも、薬液を規制する動きは今後ますます加速していくだろう。

薬液削減の動きが世界的なトレンドとなっています

  • ●ランニングコストダウン
  • ●環境問題への対応
  • ●人体への影響

最近、以下のようなお問い合わせが増えています

  • 1. タッチパネルにウエットエッチングでパターンニングをしているが、薬液を使わずにできないか?
  • 2. ICパッケージの開封に薬液を使っているが、違うやり方でできないか?
  • 3. 工具への印字を電解腐食で行っているが、レーザで同じような印字ができないか?
  • 4. コイルのエナメル除去に剥離剤を使っているが、薬液を使わずにできないか?

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タッチパネルパターニング用途にて薬液からの改善

薬液を使うウエットエッチングは、単一品種を大量に生産するのに向いています。しかしその反面、多品種や商品サイクルが短い携帯等の商品だと設備の切り替えに時間と費用がかかり、ランニングコストも高額でした。
レーザマーカなら、加工データをCADから取り込めば切り替え完了。試作品の作成期間も短縮できます。また、新規で設備を購入する際にかかる初期費用と設置スペースを、大幅に削減できるのも特長です。

タッチパネルパターニング用途にて薬液からの改善

ワンポイント

ワンポイント

1064nmの波長は透明体を透過します。さらに高ピークパワー・ショートパルスのハイブリッドレーザ(MD-X1000/1500シリーズ)を使うことで、基材にダメージを与えずに表面の膜のみを加工できます。
これを応用することで、レジスト除去やガラス基板上への印字、キャリアテープ越しでの印字ということも可能です。

改善ポイント

1品質
水分に弱いフィルムなどは薬液により伸縮してしまうが、レーザによるドライエッチングならば、伸縮を防げ、パターン精度がアップします。
2コスト
薬液が不要なため、ランニングコストを大幅削減。新規設備ならば、イニシャルコストとスペースを大幅ダウンできます。
3作業効率
品種の切り替えはデータの差し替えだけで完了。多品種生産にもフレキシブルに対応します。
4環境
薬液が不要なので、環境対策に貢献します。

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ICモールドパッケージ開封用途にて薬液からの改善

樹脂モールドの不良解析のために、従来は薬液を使って樹脂を除去していました。しかし、除去した際に内部回路へ影響を与えてしまう懸念や、1回の作業にか かる時間や費用がネックになっていました。レーザマーカなら、薬液不要で、作業時間も数分で完了。大幅な工数削減につながります。

ICモールドパッケージ開封用途にて薬液からの改善

ワンポイント

ワンポイント

MD-X1000/1500シリーズは内蔵カメラによるファインダ機能を搭載しています。これにより、小型ワークに対しても簡単に位置決めが可能になります。

改善ポイント

1品質
回路部に薬液が影響し、解析がうまくいかないという心配がなくなります。
2コスト
薬液の消耗と、廃棄にかかる費用が削減可能です。
3作業効率
時間を削減。レーザマーカなら、開封作業は数分で完了します。
4環境
薬液が不要なので、環境対策に貢献します。

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金属への印字用途にて、薬液からの改善

金属に電解液を付け、電流を流すことで金属を黒く発色させる電解腐食(エッチング)方式は製品に傷をつけたくない、消えない印字がしたい製品に対応します。しかし以前から薬液の管理方法、版の作成の手間、作業工数の改善が求められていました。レーザマーカでは薬液も版も使用せずに製品にダメージを与えない黒色印字が可能です。作業工数と作業環境の大幅な改善に貢献します。

金属への印字用途にて、薬液からの改善

レーザマーカ導入アプリケーション例

レーザマーカ導入アプリケーション例

改善ポイント

1品質
平面でも曲面でも鮮明且つ製品にダメージを与えない印字が可能です。
2コスト
作業時間増大による人件費を大幅に削減可能です。
3作業効率
版の作成⇒薬液塗布⇒マスキング⇒エッチング⇒洗浄(中和) の工程を大幅削減可能です。生産量が多くても短納期での対応を実現します。
4環境
薬液の管理がいらなくなり作業環境の改善に大きく貢献します。

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電線被膜除去用途にて薬液から改善

コイル等の巻線の被膜をレーザマーカにより除去します。従来は剥離剤や刃物を使うことが一般的でしたが、消耗品がなく、安定した加工ができるため、レーザマーカが普及してきています。YVO4レーザ特有の高ピークパワーショートパルスレーザが、下地への影響を抑えた加工を実現します。

電線被膜除去用途にて薬液から改善

ワンポイント

ワンポイント

1064nmの波長は金属全般に加工が可能ですが、銅に対しては極端に吸収率が下がります。そのため、銅の芯線にはダメージを最小限に、被膜のみを剥離することが可能になります。

改善ポイント

1品質
剥離剤が必要箇所以外につくことによる不良や、剥離剤の残留による腐食断線の危険を予防します。
2コスト
薬液を使わないため、消耗品がなくなり、コストダウンに貢献。また、廃液も不要になります。
3作業効率
誰もが簡単に扱うことができるため。作業の不慣れによるミスを防止できます。
4環境
薬液を使わないため、環境にもやさしく、人体への悪影響もありません。

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レーザについて学ぶ

「そもそもレーザってなに?」「どんな原理?」といった基礎知識から、発振器の仕組みなどのマニアックな内容までわかりやすく解説した技術読本です。

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