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CHAPTER 1測定機の基礎知識
アナログとデジタル

近年、測定機器のデジタル化が進んでいます。たとえば、デジタルカウンターのついたノギスやマイクロメータは珍しくありません。かつてはノギスのバーニアスケールの目盛りを正確に読むのに練習が必要でしたが、デジタル式のものは100分の1の単位まで瞬時に数字を表示します。
もっとも、デジタル式の測定機器がメリットばかりかというと、必ずしもそうではありません。デジタルの場合、限界精度を超えた値については、測定時の力の入れ加減で表示が頻繁に変わることがあります。特に1000分の1まで計測が可能なデジタル式の測定機器は、測定対象によっては測定値が定まらず、どの値を選択すべきか迷いかねません。
また、作業の内容によっては、アナログ式の方が寸法を直感的に把握しやすいということもあります。用途や求める精度に応じて、アナログとデジタルを使い分けることが必要といえるでしょう。

アナログとデジタル

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