リバースエンジニアリングと画像寸法測定器(1/3)

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画像寸法測定器

部品から図面を作成する、リバースエンジニアリングとは?

製造現場では通常、図面や設計情報をもとに製品や部品の製作を行います。これは製造業に限らず、飲食業でもレシピをもとに料理をつくりますし、プラモデルだって説明書を読みながら組み立てます。

対するリバースエンジニアリングは、上記の製造工程とは逆の流れで、製品や部品を測定して設計図を作成します。プロダクトデザインの最終確認では実際に物体をつくり、触りながら確認することもよくありますが、それを測定して図面化すればリバースエンジニアリングとなります。製造工程を逆(=リバース)のプロセスで進めることからリバースエンジニアリングと呼ばれています。

リバースエンジニアリングとは?

製造プロセス

リバースエンジニアリングとは、既存の製品分解または解析し、その仕組みや仕様、構成部品、技術や設計などを明らかにすることです。製品を分解して設計図を作成することに加え、製品や部品を解析し、製造方法や動作原理を知ることがリバースエンジニアリングの本質と言えるでしょう。

また、リバースエンジニアリングは製造業に限らず、ソフトウェア開発でもよく使われる言葉です。たとえば他社製品のソースコードを解析し、その情報を自社製品に活かすこともよくあります。

ただし、製品にはさまざまな特許や著作権が含まれているケースがありますので、解析結果を利用する際に知的所有権を侵害しないように細心の注意を払う必要があります。

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図面が入手できる測定機

測定データはCADデータとして出力可能なので、リバースエンジニアリングが盛んな業界を中心に幅広く活用されています。測定の時間や精度、図面化の手間を省ける

「画像寸法測定器 IMシリーズ」
「ワンショット3D形状測定機 VRシリーズ」

以下より詳細情報の閲覧やカタログのダウンロードができますので、リバースエンジニアリングに興味のある方はぜひご覧ください。