ソフトダウンロードについて
TR-H/TR-W本体動作ソフト(ファームウェア)
最終更新日
'20/10/06
バージョン
R2.10.00
バージョン確認方法
TR-H/TR-Wを電源投入後、起動画面に表示されるバージョンを確認してください。Version R2.10.00になっている場合はアップデートの必要はありません。
必要な準備
-
TR-Hシリーズ本体/TR-Wシリーズ本体
-
USBメモリ
ご注意
-
アップデート実行中はTR-H/TR-Wの電源を切らないでください。
-
内部バッファメモリ内の計測データ、チェックリスト結果、ロギングデータ、レポートデータ、スナップショットデータはクリアされませんが、万一のトラブルに備えて、必要な計測データはあらかじめUSBメモリまたはパソコンに保存してください。
-
アップデート前に保存したUSBメモリやパソコン内の各データファイルは、必ず、フォルダ名のリネームまたは別のフォルダに移動してください。アップデート後の同一ファイル名のデータが上書き保存されて消去される場合があります。差分コピー機能やFTPファイル転送機能をご使用の場合は特に注意してください。
-
計測設定、機器設定、アラーム指示書設定、チェックリスト設定はクリアされませんが、万一のトラブルに備えて、必要な設定はあらかじめUSBメモリまたはパソコンに保存してください。
-
設定切り替えの計測条件の保存は、FTPまたはファイル共有機能を使用してください。詳しくはユーザーズマニュアルをご覧ください。
-
TR本体動作ソフトをアップデートした場合は、併せてTHERMO PRO V(TR-H1)を最新版にアップデートしてください。正しく動作しない場合があります。
-
バージョンR2.10未満をインストールする場合
出荷時にバージョンR2.10以降がインストールされていたTR-H/TR-W本体にはバージョンR2.10未満の本体ソフトをインストールしないでください。正常に動作しない場合があります。
アップデートの方法
-
1.アップデートファイルをダウンロードします。
-
(1)ハードディスク内に新しいフォルダを作成します。
-
デスクトップ上で、マウスの右ボタンをクリックします。
「プルダウンメニュー」上で「新規作成」から「フォルダ」を選択すると「新しいフォルダ」が作成されます。 -
「新しいフォルダ」に任意の名前をつけます。
-
-
(2)ダウンロードサイトで「ダウンロード」ボタンをクリックします。「ファイルのダウンロード」のダイアログが表示されます。
-
(3)「ファイルのダウンロード」から「保存」ボタンをクリックします。「名前をつけて保存」のダイアログが表示されます。
-
(4)「保存する場所」に(1)で作成したフォルダを指定し、「保存」ボタンをクリックします。TRHWUp_21000.zipがダウンロードされます。
-
(5)ダウンロードしたTRHWUp_21000.zipを解凍します。
-
(6)正常に解凍されると指定したフォルダ内に下記のファイルが作成されます。拡張子はパソコンの設定により表示されない場合があります。TR_UPDATE.BIN
-
(7)(6)で作成されたファイルをUSBメモリにコピーします。
-
パソコンにUSBメモリを取り付けて開きます。
-
USBメモリのルートフォルダにファイル(TR_UPDATE.BIN)をコピーします。ルートフォルダとはUSBメモリを開いた直下です。USBメモリがEドライブの場合は「E:\」です。
-
USBメモリをパソコンから取り外します。
-
-
-
2.TR-H/TR-Wにアップデートソフトをインストールします。
-
(1)TR-H/TR-Wの電源をOFFにしてUSBメモリを取り付けます。
-
(2)TR-H/TR-Wの「MENU」キーと「P-LOCK」キーを同時に押しながら電源をONにします。「Update Mode...」画面が表示されたらキーから手を離します。約20秒後に「Perform Update?」画面が表示されます。
-
(3)画面に表示されている現在のバージョン番号(Current Version)と新しいバージョン番号(New Version)を確認します。
-
(4)問題なければ「YES」ボタンをタッチします。アップデートが開始されます。作業をキャンセルする場合は「NO」をタッチします。
-
(5)「Now Updating...」画面が表示された後、「Update completed」画面が表示されれば完了です。USBメモリを抜いて電源を再起動してください。
-
(6)起動画面に表示されるバージョンをご確認してください。新しいバージョンが表示されていればアップデートは正常に完了しています。
-
主な変更・修正履歴
[R2.08→R2.10での変更点] '20/10/06
1.変更項目
製造対応のみで、仕様に変更はありません。
[R2.06→R2.08での変更点] '16/5/30
1.不具合修正項目
ModbusRTU通信でエラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
[R2.04→R2.06での変更点] '15/7/30
1.不具合修正項目
アラーム判定が正しくおこなわれない場合がある不具合を修正しました。
[R2.03→R2.04での変更点] '14/5/26
1.不具合修正項目
-
カーソルの読み取り値が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました。
-
打点波形は、常に最小の分解能で記録するように変更しました。(数値表示の分解能とは連動しません。)
[R2.02→R2.03での変更点] '13/10/30
1.変更項目
-
チャンネル名とグループ名の短縮表示の制限変更
-
追いかけ打点の対応範囲変更
-
打点自動停止までの時間を経過時間から記録時間に変更
-
過去データ打点開始時印字の制限変更
-
打点周期とサンプリング周期の組み合わせの制限変更
-
マニュアル印字、設定リスト印字の制限変更