3Dスキャナ型 三次元測定機 VL-500 正確な測定・解析 ×業務効率化を実現!

色も形も 360度 丸ごとスキャン

不具合や 形状変化解析

測定精度 保証

VL-500の実績

導入事例|01 A社:ゴム製品、樹脂製品

導入 経緯
測定機の経験が少ない社員でもすぐに使えるなど、設計や耐久試験の効率化を図るために導入した。
VLシリーズは、特に複数の3次元データを重ね合わせ照合できるので、自社の業務に最適だと思われた。

使用例

耐久試験の試験前・試験後でのゴムや樹脂の変形、へたりを測定

導入事例|02 B社:自動車部品の試作品

導入 経緯
門型の三次元測定機と大型の光学式三次元測定機を使っていたが、必要な寸法との図面比較、形状全体の変形具合を掴むのが難しかった。
VLシリーズは、「デフケースの球体の内側の寸法が正確に測れる」など、自社の課題解決に最も適していると思われた。

使用例

各種部品テストで、想定外の事象が起きた場合の原因調査

困った!どうしよう! 製品の測定・解析は手がかかる!
こんなお悩みありませんか?

曲面が測定できない測定しづらい。不具合箇所がどこか発見できない。設計図と実物のズレがどこにあるか分からない。測定に時間がかかる!測定機の使い方が複雑。

3Dスキャナ型 VL-500で解決!

VL-500なら 製品の検査で大きな時間を占める 測定・解析をカンタン「データ化」

機能Pick up

置いてクリックするだけ、色も形もまるごとスキャン。大きな部品も、微細な形状もスキャン。設計値のズレ、良品/NG品の違いを解析。大幅な時間短縮。

正確な測定・解析 × 業務効率化を実現!

VL-500は 製造部品を中心に 幅広い用途で導入いただいております。

ブレス・板金

液晶フレーム板金
(曲げ角度測定)

自動車ブレーキ部品
(スプリングバック解析)

樹脂成形

電装部品
(基盤接続部の位置測定)

鋳造・ダイカスト

電装部品
(基盤接続部の位置測定)

オルタネーター
(成形不良の原因解析)

その他

プラスチックボトル
(機能箇所の性能評価)

化石
(デジタルアーカイブ)

VL-500 選ばれる3つの特長

特長01

大きな部品も、微細な形状も 360度まるごと3Dスキャン

高精度3D測定

従来の測定機では捉えきれなかった形状も 高精細モードにより従来比4倍※、最大1600万点でスキャンします。

  • 自社商品との比較による
スキャン精度は従来比4倍※

見たままを3D化

大型高精細CMOSカメラを採用。 従来のスキャナでは難しかった色情報も形状と同時にスキャンできます。

特長02

事前調整不要!置いて押すだけ ワンクリックで自動スキャン

ワークサイズを自動認識

新型Smart stageの搭載により、自動認識して測定を実行します。 さらに、複数のワークをまとめて測定し、個別データとして取得します。

  • 自社商品との比較による
測定範囲は従来比2.7倍※

不規則な形状で、すわりが悪い測定品も ステージに置くだけで測定

XY方向にも電動で稼働するターンテーブル

特長03

不具合や形状変化を解析

CAD比較
スキャンデータ

CADデータと照合し、設計値とのズレを把握し、差分をカラー表示。また、形状変化を捉えてOK/NG品の違いを解析するなど分析業務の生産性を向上しました。

設計値との違いを評価

  • CADデータと照合し、設計値とのズレを把握
  • 差分をカラー表示し、違いを"見える化"

製品同士の違いを評価

  • OK/NG品の違いを解析
  • 使用前/使用後の形状変化を把握

切らずにスパッと、
断面測定

  • 自由に基準面を設定して、仮想断面が測定可能
  • 肉厚、デーパー角度、ゆがみを切らずに把握

業界初の技術で 測定空間内を精度保証

業界初 温度変化を受けにくいクアトロレンズユニット。業界初 高耐振性 カメラ・ステージ一体型。安定した測定精度2μm。

  • 自社調べ

さらに 国家基準トレーサビリティ対応

国際基準

Physikalisch-Technische Bundesanstalt(PTB)

認定機関

DAkkS認定者

実用基準

基準ボールゲージ

被校正測定器

3Dスキャナ型 三次元測定機 VLシリーズ(VL-570)

出荷時には、測定および繰り返し測定の各性能に対して精度(正確性)を保証します。 校正証明書、検査成績書、トレーサビリティ体系図を添付します。

付加価値の創造により、 社会に貢献する50年の歩み

1974年の会社設立以来、付加価値の創造こそが企業の存在意義であり、 付加価値の創造によって社会に貢献するという考えのもと、 今まで世の中になかった商品の提供をしてまいりました。 お客様の課題を解決すること、新しい価値を生み出し続けることにこだわり続けています。

世界中のものづくりを支える 「世界初」「業界初」の商品

最大の付加価値を生み出すため 営業・開発のそれぞれが掲げている考え方

営業

「潜在的な課題」を発掘し、 その解決策を提案する

開発

顕在化されたニーズではなく、 一歩先の潜在ニーズを形にする

新たに生み出す商品の約7割が「世界初」「業界初」
変化する潜在的ニーズを捉え、革新的な商品を生み出してきました。※自社調べ

正確な測定・解析 × 業務効率化を実現!

Q&A
3Dスキャナーに関するよくあるご質問

Q.平行な平面間距離をうまく測る方法はありますか?
A.三次元測定機の場合、スタイラスが接触すると、計測したい箇所が変形し、正しい形状測定はできません。また、ノギスの場合片側の面は挟めても、両方の面を同時に挟めないので、そもそも計測できません。
3Dスキャナーなら、全周をまるごとスキャンすることで、全体の形状を簡単に得られます。また、測定も製品をステージに置いて、測定ボタンをクリックするだけで簡単に実現できます。幾何公差測定機能を使えば、平面度や平行度・位置度などが計測できるので、歪みや変形もわかりやすく色情報で可視化できます。
Q.大型ワークの各種形状を簡単に測定する方法はありますか?
A.三次元測定機の場合、測定箇所が多く、すべて測り終わるまでに相当な時間がかかってしまいます。また、ノギスだとワークが大きいため、挟めない箇所があります。
3Dスキャナーなら、各部の測定データを連結することで、大型ワークも1つのデータとして測定することができます。また、クリックするだけで距離に関係なく簡単に測定できます。さらに、2回目以降の測定にテンプレート機能を用いることで、同一品種の複数ワーク測定も、自動で実行できます。つまり、テンプレート機能で1度設定を作れば、何度でも繰り返し測定できます。
Q.トーラス形状の曲率測定はできますか?
A.輪郭形状測定機の場合、トーラスの中心から、まっすぐプローブを通せないため正確な形状測定ができません。また、ノギスだと仮想点を挟めないので、部分的なR寸法の測定には使用できません。
3Dスキャナーなら、測れなかった円中心を抽出できます。また、円中心を通る断面計測も簡単に作成できます。幾何公差測定機能を使い、円筒度や真円度を正確に測定。さらに変形の度合いをカラーで可視化することで、成形後の熱収縮で発生するヒケや反りも明確にすることができます。
豊富な測定機能とわかりやすい測定結果表示機能で、成型不良箇所の特定に役立ちます。