溝(グルーブ)寸法の非接触3D測定ソリューション

溝の深さ・幅を非接触で測る
3D形状測定でグルーブ寸法を数値検査

機械加工部品の溝の深さ・幅を、断面プロファイルで非接触測定。LJ-X8000シリーズが溝幅・深さ・体積を数値化し、細く深い溝や急峻な浅溝はWI-5000シリーズで死角を低減します。

溝の寸法を正しく測れないと起きる3つの課題

機械加工部品の溝(グルーブ)は、深さ・幅・断面形状が機能を左右します。数値で管理できないと品質管理の根拠が崩れます。

溝の深さ・幅を数値で管理できず寸法検査が弱い

溝の深さや幅は部品の嵌合・シール性・強度を決める重要寸法ですが、目視や限られた点でしか把握できないと、規格から外れた溝を後工程まで見逃します。断面全体の形状を数値で残せなければ、不良の再現や原因究明も難しく、クレームや手戻りにつながります。溝断面を面で数値化し、全数で寸法を数値管理できる手段が品質の要になります。

接触式ゲージ・CMMでは形状が数値化しにくい

接触式ゲージやピンゲージ、三次元測定機(CMM)は数点の接触測定が中心で、溝の断面形状全体を捉えるには段取りと時間がかかります。細い溝や深い溝はプローブが底まで届かず、対象を傷つけるおそれもあります。測定が抜き取り・オフラインに偏ると、加工のばらつきをリアルタイムに検知できず、生産技術としての改善が遅れます。

顕微鏡での観察は数値検査・全数化が難しい

溝を顕微鏡で観察すると形状は把握できますが、目的が観察・可視化に寄り、溝幅・深さ・体積を良否判定として全数で数値管理する運用には向きません。設置や焦点合わせに手間がかかり、ライン上での連続検査も困難です。観察ではなく、非接触で断面を取得して寸法を数値で判定する測定手段が、品質管理には欠かせません。

溝の深さ・幅を数値で管理する測定アプローチ

溝の形状や大きさに合わせて、LJ-X8000のラインプロファイルとWI-5000の白色干渉を使い分け、取得した断面プロファイルに計測ツールを適用します。

溝①
01

一般的な溝の幅・深さ

LJ-X8000シリーズのラインプロファイルで溝の断面形状を高速取得。溝幅・深さを非接触で数値化します。

溝②
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幅広・大型部品の溝

広視野のセンサヘッドや複数ヘッドの同期測定で、大型部品や広い面にある溝も一度に測定できます。

溝③
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細く深い溝・急峻な浅溝

細く底部が深い溝や急峻な浅溝は、同軸測定のWI-5000シリーズで対応。白色干渉原理で溝底まで死角を低減します。

共通
04

断面プロファイルで数値検査

取得した断面プロファイルにプロファイル計測ツールを適用。溝幅・段差・断面積・体積を数値で良否判定します。

溝の深さ・幅を測る方式の比較

測定方式によって、非接触での数値化・急峻な溝への対応・全数検査のしやすさなどに大きな差があります。

比較項目 LJ-X8000シリーズ
(断面プロファイル/急峻な溝はWI-5000シリーズ併用)
接触式ゲージ・ノギス 三次元測定機(CMM) 顕微鏡観察(マイクロスコープ)
非接触・対象への影響 ○ 非接触で影響なし × 接触・キズのおそれ × 接触プローブで測定 ○ 非接触
溝幅・深さ・体積の数値化 ◎ 断面形状から数値化 △ 数点の寸法のみ △ 数点の接触測定 △ 観察が主・数値化は限定
細く深い溝や急峻な浅溝への対応 ◎ (WI-5000シリーズの同軸測定で対応) × 底まで届きにくい × プローブが入らない △ 焦点・視野に依存
全数・インライン検査 ◎ 位置補正で全数対応 × 抜き取り中心 × オフライン・低速 × 連続検査が難しい
断面プロファイル(形状)の取得 ◎ 高精細プロファイル取得 × 形状は取得不可 △ 点群で再構成 △ 画像から形状把握
段取り・設置のしやすさ ○ 範囲指定で計測 △ 測定者に依存 × 治具・段取りが必要 △ 焦点合わせが必要
役割(得意領域) 溝の非接触・数値検査 簡易な寸法確認 単体部品の精密寸法 溝の観察・可視化

LJ-X8000シリーズを選ぶ理由

LJ-X8000シリーズは断面プロファイルを高速に取得し、溝幅・深さ・体積を非接触で数値化します。細く深い溝や急峻な浅溝は、同軸測定で死角を低減できる白色干渉3D変位計WI-5000シリーズで対応。接触式ゲージ・CMM・顕微鏡観察では難しい、溝寸法の全数・数値検査を現場で実現します。

溝の深さ・幅の数値検査に対応するLJ-X8000シリーズ

断面形状をラインプロファイルで取得する測定器。細く深い溝・急峻な浅溝はWI-5000 シリーズの同軸測定で対応します。

溝の深さ・幅・体積の非接触数値検査に対応

超高精細インラインプロファイル測定器

LJ-X8000シリーズ

LJ-X8000シリーズは、対象物の断面形状をラインプロファイルとして高速に取得する超高精細インラインプロファイル測定器です。取得した断面プロファイルにプロファイル計測ツールで測定範囲を指定するだけで、溝の幅・深さ・段差・断面積・体積などを非接触で数値化できます。1台のセンサヘッドで広い視野をカバーし、複数ヘッドを同期させれば大型部品の溝も測定可能。全方向位置補正機能により、搬送中の位置ズレや傾きがあってもインラインで全数検査が行えます。開口部に対して底部が深い溝や、投受光が別軸のレーザ変位計では死角になりやすい細く深い溝や急峻な浅溝は、同軸測定で死角を低減できる白色干渉3D変位計WI-5000シリーズで対応することで、反射光を受けられれば溝底まで測定できます。用途に応じて2つのシリーズを使い分け、溝(グルーブ)寸法の数値検査を集約します。

LJ-X8000シリーズの詳細資料を入手する

溝の深さ・幅・体積測定のシステム構成・プロファイル計測ツール・導入事例をまとめたカタログを無料でダウンロードできます。

溝の深さ・幅・体積測定の活用例

機械加工部品・電子部品・樹脂部品など、さまざまな溝の寸法検査で活用されています。

ワイヤロールの溝形状測定

ワイヤロールに並ぶ多数の溝の断面形状を、LJ-X8000シリーズのラインプロファイルで一度に取得。溝の深さ・幅・角度をプロファイル計測ツールで数値化し、摩耗による形状変化を非接触で把握します。

エッチング・ダイシング溝の深さ測定

開口部に対し底部が深い溝や急峻な浅溝を、同軸測定のWI-5000シリーズで測定。投受光が別軸のレーザ変位計では届かない溝底まで、白色干渉原理で深さを数値化します。

エアバッグの溝深さ測定

エアバッグ展開部の溝深さを、LJ-X8000シリーズの断面プロファイルで非接触測定。ロボットに搭載すれば曲面の大型部品も走査でき、部位ごとの溝深さを数値化。目視や抜き取りに頼らず、深さのばらつきを管理します。

溝の深さ・幅測定(LJ-X8000シリーズ)に関するよくあるご質問

溝の深さと幅を非接触で測れますか?
測れます。LJ-X8000シリーズが溝の断面形状をラインプロファイルとして取得し、プロファイル計測ツールで溝幅・深さ・段差・断面積・体積を非接触で数値化します。
顕微鏡での溝観察と何が違いますか?
顕微鏡は形状の観察・可視化が主目的です。本ソリューションは溝幅・深さ・体積を良否判定として数値で管理し、非接触・インラインで全数の寸法検査ができる点が異なります。
底部が深い溝や急峻な浅溝も測定できますか?
対応できます。開口部に対し底部が深い溝や急峻な浅溝は、同軸測定のWI-5000シリーズ(白色干渉3D変位計)で対応します。反射光を受けられれば溝底まで深さを測定できます。
接触式ゲージや三次元測定機(CMM)と比べたメリットは?
非接触で対象を傷つけず、数点の接触測定では捉えにくい断面形状全体を数値化できます。段取りを抑えつつ全数・インラインで測定でき、加工のばらつきを早期に検知できます。
溝の体積や断面積も数値化できますか?
できます。LJ-X8000シリーズは断面プロファイルから溝幅・深さに加え、断面積や体積などの各種寸法を測定でき、シール溝や接着溝の品質管理に活用できます。
インライン・全数検査に対応できますか?
対応します。LJ-X8000シリーズは全方向位置補正機能により、搬送中の位置ズレや傾きがあってもインラインで全数の溝寸法検査が行えます。

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