タイヤ・ゴム 溝深さ/形状測定ソリューション

タイヤ溝深さを非接触で数値化
黒ゴムの断面形状を全周で測定

接触式デプスゲージでは点でしか測れないタイヤのトレッド溝深さ。LJ-X8000シリーズなら、低反射の黒ゴムも非接触で断面形状ごと数値化し、回転させて全周を測定し、全数を管理できます。

タイヤのトレッド溝深さを正しく測れないと起きる3つの課題

黒ゴムのトレッドは低反射で回転体という難所で、従来の測定手段にはそれぞれ現場での限界があります。

接触式デプスゲージは点でしかとれずばらつく

接触式のデプスゲージは、当てた一点の溝深さしか取得できず、測る人や位置で値がばらつきます。全周・複数溝を人手で当て直すため、溝ごとの差を全周にわたって把握できません。抜き取りに頼ると工程内の変動を見逃し、成形・加硫のばらつきによる不良が最終製品まで流出して、品質保証の根拠が弱くなります。

黒ゴムは低反射でレーザ光が返りにくい

トレッドの黒ゴムは反射率が低く、一般的なレーザ測定では受光量が不足して形状が安定して取得できません。感度を上げると光沢部が飽和し、逆に暗部が沈むため、溝の底やエッジを取りこぼしがちです。低反射面を安定して捉える手段がないと、溝深さや断面形状の数値化そのものが成立しません。

溝深さだけで断面形状を数値で残せない

溝深さ一点だけでは、溝幅・角度・断面積といったトレッド断面の情報が残らず、周方向の溝深さばらつきや成形不良の判断ができません。数値データとして記録できないと、後工程やクレーム対応でのトレーサビリティが取れず、良否の基準も属人的になります。断面をまるごと数値化する手段が品質管理の要になります。

トレッド断面から全周までを数値化する流れ

断面取得から溝深さの数値化、回転による全周測定、インライン全数記録までを一連で行います。

工程①
01

トレッド断面をラインで取得

帯状のレーザ光でトレッド表面をスキャンし、断面形状(プロファイル)を非接触で取得します。低反射の黒ゴムも安定して捉えます。

工程②
02

溝深さ・溝幅・角度を数値化

プロファイル計測ツールで、溝深さ・溝幅・角度・断面積などを1本の断面プロファイルから同時に算出します。良否判定にそのまま使えます。

工程③
03

回転させて全周をスキャン

タイヤを回転させながら連続測定し、周方向の溝深さばらつきを全周で定量します。一点測定では見えない差を捉えます。

工程④
04

インラインで全数記録

プロファイルアライメント機能で搬送・回転中の振動や偏心の影響を除去し、全方向位置補正機能で位置ズレ・傾きを補正して、全数を数値データとして記録・判定します。

トレッド溝深さ・形状測定の方式比較

測定方式によって、断面形状の数値化や全周の連続測定、対象への影響などに大きな差があります。

比較項目 LJ-X8000シリーズ
(青色レーザ光切断/非接触・断面プロファイル)
接触式デプスゲージ レーザ1D変位計(単点) 手作業(型取り・ノギス)
取得できる情報(非接触・断面プロファイル) ◎ 非接触で断面ごと取得 × 接触・一点 △ 非接触だが単点 × 手作業・一点
溝深さの数値化 ◎ 自動で数値化 △ 一点のみ手読み △ 単点の距離のみ × ばらつき大
トレッド断面形状(溝幅・角度・断面積)の取得 ◎ 断面まるごと取得 × 取得不可 × 取得不可 × 取得困難
全周(回転体)の連続数値化 ◎ 回転させて全周を連続測定 × 都度当て直し △ 単点の連続のみ × 非現実的
インライン・全数対応 ○ 全数・自動判定 × 抜き取り中心 △ 単点なら可 × オフライン
対象への影響 ○ 非接触で影響なし × 接触・変形のおそれ ○ 非接触 × 接触
数値記録・トレーサビリティ ◎ 断面・全周を数値で記録 △ 手記録 △ 単点値のみ × 属人的

LJ-X8000シリーズを選ぶ理由

LJ-X8000シリーズは青色レーザ光切断の断面プロファイル測定で、黒ゴムの低反射面もシングルショットHDR搭載の超高感度CMOSで安定取得します。溝深さの一点ではなくトレッド断面をまるごと数値化し、回転させて全周をインラインで全数記録。接触式や単点方式では難しい形状の数値管理を1台に集約します。

トレッド溝深さ・形状測定に対応するLJ-X8000シリーズ

青色レーザ光切断方式の超高精細インラインプロファイル測定器。黒ゴムの低反射面も非接触で断面ごと数値化します。

タイヤ・ゴムの溝深さ/断面形状測定に対応

超高精細インラインプロファイル測定器

LJ-X8000シリーズ

青色レーザ光切断方式の超高精細インラインプロファイル測定器で、帯状のレーザ光でトレッド断面を取得し、断面形状を高精細に数値化します。独自開発のシングルショットHDR機能を備えた超高感度CMOSにより、1回の撮像で黒ゴム(反射率小)から光沢面(反射率大)まで安定して測定でき、低反射のトレッドも安定して捉えます。また、全方向位置補正機能で搬送・回転中の位置ズレや傾きを自動補正します。溝深さ・溝幅・角度・断面積などはプロファイル計測ツールで数値化でき、良否判定やトレーサビリティにそのまま活用できます。測定領域に応じて10種のセンサヘッドを用意し、最大720mm幅を1ヘッドで測定できる超ロングレンジタイプのセンサヘッドも選べます。

LJ-X8000シリーズの詳細資料を入手する

対応ヘッドの仕様・測定構成・導入事例をまとめたカタログを無料でダウンロードできます。

トレッド溝深さ・形状測定の活用例

溝深さの数値化、黒ゴムの非接触形状測定、回転体の全周測定などで活用されています。

トレッド溝深さ・断面プロファイルの数値化

帯状レーザでトレッド断面をスキャンし、溝深さ・溝幅・角度をプロファイル計測ツールで数値化。加硫直後の溝形状をインラインで全周測定し、不良流出を防ぎます。

黒ゴムの成形ドラム上での幅・位置制御

押出成形されたゴム部材を、成形ドラム上で非接触で連続測定。低反射の黒ゴムも超高感度CMOSで形状を安定取得し、成形へフィードバックします。

タイヤを回転させて全周を数値化

タイヤを回転させながら全周を連続測定し、周方向の溝深さ変化やばらつきを数値化。プロファイルアライメント機能で振動・偏心の影響を抑え、全周を安定して数値管理します。

タイヤのトレッド溝深さ・形状測定(LJ-X8000シリーズ)に関するよくあるご質問

タイヤのトレッド溝深さを非接触で測れますか?
測れます。LJ-X8000シリーズは青色レーザ光切断の断面プロファイル測定で、トレッド断面を非接触で取得し、溝深さをプロファイル計測ツールで数値化します。
黒いゴムでもレーザで測定できますか?
測定できます。シングルショットHDR機能を備えた超高感度CMOSにより、1回の撮像で黒ゴム(反射率小)から光沢面(反射率大)まで安定して捉え、低反射のトレッドも形状を取得できます。
溝深さだけでなく溝の断面形状も数値化できますか?
できます。断面形状(プロファイル)を高精細に取得し、溝深さに加えて溝幅・角度・断面積などをプロファイル計測ツールで同時に数値化できます。
タイヤを回転させて全周の溝深さを測れますか?
測れます。回転させながら連続測定し、周方向の溝深さばらつきを全周で数値化します。プロファイルアライメント機能で振動・偏心の影響を除去し、全方向位置補正機能で位置ズレを補正します。
接触式デプスゲージと比べたメリットは?
接触式は一点しか測れず値がばらつきますが、LJ-X8000シリーズは非接触で断面をまるごと数値化し、全周・複数溝を安定して全数記録できます。
インラインで全数測定・記録できますか?
できます。自動ワーク検知と全方向位置補正機能により、搬送・回転中でも外部トリガなしで測定を開始し、数値データとして全数を記録・判定できます。

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