プレス・金型 向けソリューション

ストロークを非接触測定
プレスの運転中にスライド挙動をリアルタイム可視化

プレスのストローク・ダイハイト・スライド平行度を、レーザ変位計LK-G5000シリーズで非接触測定。運転中の挙動をトレースし、多ヘッド同期でスライド四隅を同時に管理します。

プレスの挙動を接触式で測ると起きる3つの課題

接触式・静的な測定では運転中の挙動を捉えられず、動的な不良要因や全数管理が抜け落ちます。

運転中の挙動を捉えられない

接触式リニアゲージやダイヤルゲージは静的な測定・停止が前提で、高速で動くスライドのストロークやダイハイトを運転中に追従できません。実運転での片当たりや沈み込みといった動的な不良要因を見逃し、成形条件のズレに気づけません。気づかないまま生産が続くと、後工程で寸法不良や金型損傷が発生し、最終製品の品質ばらつきや手戻りにつながります。

スライドの平行度を多点同時に測りにくい

四隅のダイハイトや平行度を1点ずつ静的に測ると、運転中の傾きや偏荷重の影響を把握できません。金型の片減りや成形不良の原因を、稼働状態で多点同時に可視化する手段が求められます。停止して測るだけでは実機の挙動を再現できません。偏荷重を見逃せば金型寿命が縮み、後工程で成形品の反り・寸法不良が増え、最終製品の歩留まり低下を招きます。

接触式は摩耗・停止で全数化が難しい

接触子の摩耗や停止前提のため、検査は抜き取り中心になりがちです。成形品の寸法ばらつきを全数で記録できず、不良の流出につながります。生産スピードに追従しながら、非接触で全数を記録できる仕組みが必要です。抜き取りで見逃した不良が後工程へ流れると、組立不良やクレームとなって最終製品の信頼性そのものを損なう事態を招きます。

プレス工程とストローク・挙動の測定ポイント

プレス運転中の挙動を非接触でトレースします。また、加工後の成形品検査も行います。

測定①
01

スライド下降

非接触のレーザ変位でストロークを測定し、運転中の下降挙動を全打点でトレースします。

測定②
02

下死点・ダイハイト

下死点位置やダイハイトを測定し、金型の高さ・沈み込みを管理して成形条件を安定させます。

測定③
03

スライド平行度

多ヘッド同期でスライド四隅を同時測定し、運転中の傾き・片当たりや偏荷重を可視化します。

測定④
04

成形品検査

取り出した成形品の高さ・寸法をインライン全数で測定し、良否を判定・記録します。

プレスのストローク・挙動測定方式の比較

測定方式によって、非接触性・運転中測定・多点同時・高速追従に大きな差があります。

比較項目 LK-G5000シリーズ
(レーザ変位・非接触)
接触式リニアゲージ ダイヤルゲージ(静的) 機械式リミット・近接センサ
非接触・対象への影響 ○ 非接触で摩耗なし × 接触子の摩耗 × 接触が必要 ○ 非接触(点)
運転中(動的)の測定 ○ 運転中に全打点 △ 追従に限界 × 静的のみ × 位置の検出のみ
スライド四隅の多点同時 ○ 多ヘッド同期で同時 △ 1点ずつ × 1点ずつ静的 × 平行度は不可
高速動作への追従 ○ 最速392kHz △ 機種による × 不可 △ オン/オフ検出
成形品のインライン全数 ○ 全数・非破壊 × 抜き取り中心 × 抜き取り中心 × 寸法測定は不可

LK-G5000シリーズを選ぶ理由

LK-G5000シリーズは非接触でプレスのストローク・ダイハイトを運転中に測定し、最速392kHzで高速動作を全打点トレースします。多ヘッド同期でスライド四隅の平行度を同時に把握でき、接触式の摩耗・停止前提を解消。成形品の寸法もインライン全数で良否判定できます。

プレスのストローク・スライド挙動測定に対応するLK-G5000シリーズ

三角測距方式のレーザ変位計。最速392kHzで運転中のストローク・挙動を全打点トレースします。

LK-G5000シリーズ コントローラ・センサヘッド構成 プレス ストローク・スライド挙動測定用 レーザ変位計
プレスのストローク・スライド挙動測定に対応

超高速・高精度 レーザ変位計

LK-G5000シリーズ

三角測距方式で対象物表面までの変位を非接触測定。最速392kHzの超高速サンプリングにより、高速で動くプレススライドのストロークや下死点・ダイハイトを運転中に全打点で捉えます。最大12ヘッドの同期サンプリングでスライド四隅の平行度を同時測定でき、片当たりや偏荷重を可視化。さまざまな色・材質・表面状態に対応する光量自動制御機能を備え、耐屈曲ケーブルで可動部にも設置できます。非接触のため接触子の摩耗がなく、成形品の高さ・寸法もインライン全数で良否判定できます。また、より狭い空間に取り付け可能なマルチカラーレーザ同軸変位計(CL-3000シリーズ)もございます。

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プレスのストローク・スライド挙動測定の活用例

ストローク・ダイハイト・平行度・成形品検査など、プレス工程の各ポイントで活用されています。

プレススライドのストローク・平行度測定

運転中の下降挙動を非接触・全打点でトレースし、ストロークのばらつきを把握。また、多ヘッド同期で傾き・片当たりを可視化します。

プレススライドのストローク・平行度測定 運転中 全打点 非接触 LK-G5000シリーズ

下死点位置・ダイハイト測定

レーザ同軸タイプの小型ヘッド(CL-3000シリーズ)を用いて下死点付近での挙動を測定。狭小空間でも非接触測定します。

スライド四隅のダイハイト 平行度測定 多ヘッド同期 非接触 LK-G5000シリーズ

プレス成形品寸法・反りのインライン全数検査

取り出した成形品を非接触で全数測定し、寸法のばらつきや反りを良否判定。(LJ-S8000シリーズ)抜き取りでは捉えにくい流出を抑えます。

プレス成形品の高さ 寸法 インライン全数検査 非接触 LK-G5000シリーズ

プレスのストローク・スライド挙動測定(LK-G5000シリーズ)に関するよくあるご質問

プレスのストロークを非接触で測れますか?
測れます。レーザ変位計LK-G5000シリーズがスライド表面の変位を非接触で捉え、運転中のストロークを全打点で測定します。
運転中(動的)のダイハイトや平行度も測れますか?
測れます。最大12ヘッドの同期測定でスライド四隅を運転中に同時測定し、ダイハイトや平行度・傾きを可視化します。
高速で動くプレスでも追従できますか?
追従できます。最速392kHzの超高速サンプリングにより、高速で動くプレスのストローク波形も取りこぼしにくく捉えます。
接触式リニアゲージやダイヤルゲージから置き換えられますか?
置き換えられます。非接触で接触子の摩耗がなく、停止せずに運転中の挙動を全数測定でき、抜き取りや停止の手間を省けます。
スライドの片当たり・偏荷重を見つけられますか?
見つけられます。多ヘッドで四隅を同時測定し、運転中の傾き・沈み込みを比較することで片当たりや偏荷重を可視化できます。
成形品の寸法もインラインで測れますか?
測れます。取り出した成形品の高さ・寸法を非接触で全数測定し、ばらつきを抑えて良否を自動で判定・記録できます。

プレスのストローク・スライド挙動測定の課題、お気軽にご相談ください

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