ハンディターミナルBTシリーズ

3M 徹底改善

  • ムリ
  • ムダ
  • ムラ

現場に潜む3Mを洗い出し効率アップ

3M(ムリ・ムダ・ムラ)とは?

ここでは作業する上での負荷(やろうとすること、実行しなければならないこと)と、それをこなしていく能力(キャパシティ)のバランスが崩れている状態を指しています。この資料では、以下のように定義しています。

ムリ
能力以上に負荷がかかっている状態
ムダ
能力に対して負荷が下回っている状態
ムラ
ムリとムダの両方が混在し、さまざまなタイミングで発生している状態
理想の作業環境とは、負荷と能力のバランスが常にとれている状態

なぜ3M(ムリ・ムダ・ムラ)が発生するのか?

どうして3M(ムリ・ムダ・ムラ)が発生してしまうのでしょうか?それは負荷と能力それぞれの状況が把握できていないからです。

負荷が能力を上回る場合、作業が溜まり滞ってしまう。作業能力を超える負荷がかかると作業は停滞し、3M(ムリ・ムダ・ムラ)が発生する
能力が負荷を上回る場合、人員が余り作業待ちになる。作業能力に余裕があるのに負荷が少ないと人員が余り、3M(ムリ・ムダ・ムラ)が発生する

3M(ムリ・ムダ・ムラ)を防ぐポイント

「作業人員は適正か?」、「作業負荷は適正か?」など、バランスに気を配り、人員を配置することが、3M(ムリ・ムダ・ムラ)を発生させない考え方です。

効率アップの真偽

1年前は作業者3名で生産数60個、現在は同じ3名で90個。だが必要数は60個のままで増えた30個はムダ。ムリに増産するより人員を別工程に回す方が効率アップになる

3M(ムリ・ムダ・ムラ)の発生ポイントを捉える

実際の工程で3M(ムリ・ムダ・ムラ)の発生ポイントをたどってみましょう。

このような工程で進めている作業があります。

工程①から工程②、工程③、工程④を経て完成に至る4つの工程

トータル6時間の作業

まず、各工程でかかっている時間を分解してみます。

工程①1.0時間、工程②3.0時間、工程③1.5時間、工程④0.5時間で計6時間

「工程②」は、全行程の50%を占める3時間の作業時間となっていることがわかります。ただし、ここが改善ポイントであるかどうかはまだわかりません。

3M(ムリ・ムダ・ムラ)をなくすには?

さらに各工程の「開始」と「終了」を分けて実質作業時間と待機時間を見える化すると…

工程①0.8時間(待機10分)、工程②1.0時間(待機2.0時間)、工程③1.3時間(待機10分)、工程④0.5時間。工程③の作業待ちで2.0時間のムダが発生、工程③にムリが発生
作業が早く終わる工程②の人員を工程③にまわすことが真の効率アップだと考えられる

ハンディターミナルによる3M(ムリ・ムダ・ムラ)対策

工程ごとの3M(ムリ・ムダ・ムラ)の状況が把握できれば、次のステップとして、「人による作業」の3M(ムリ・ムダ・ムラ)を見直します。根本的な3M(ムリ・ムダ・ムラ)の解決には自動化や省力化の仕組み作りが必要になります。

入力ミスは記入・入力の誤り。取り違えは外観やコードが似ていると同じものと誤認すること。時間の誤認は記録が遅れると実際の時間の認識に誤差が生じること。思い込みは記憶違いが大きなミスにつながること

そのため、バーコードや2次元コードなどの自動認識のシステムとハンディターミナルを活用している企業が多くなっています。

ハンディターミナル導入後のメリット

  • ▶処理時間の大幅な短縮。
  • ▶記入・入力ミスがなくなる。
  • ▶集計ミスがなくなる(パソコンへ自動転送なので確実に処理)。
  • ▶確実に『品番』と『数量』の紐付けができる。
  • ▶帳票の記入・集計にタイムラグがなくなる。
  • ▶人の記憶による記入もれや間違いがなくなる。

その他のメリット

本体が震えてお知らせ、時間・品番情報の自動付帯、マスタとの照合が可能

ハンディターミナルを使った改善事例

1工程管理編

Before

各工程の作業工数や、受入れ待ちの時間が把握できていない。

作業表を手書きしているが、データの正確さに欠ける。

After

スキャンするだけで時間が正確に記録され、工数間の滞留時間も容易に管理できるようになった。

[ハンディターミナルを使った工程管理] ①バーコードで開始時・終了時を読み取り②パソコンに自動転送。得られるデータは各工程の作業時間と工程間の滞留時間、用途はトレーサビリティ・出来高管理・工数申告や作業日報作成

ハンディターミナル導入後のメリット

  • ▶作業表に記入する工程や帳簿管理がなくなる。
  • ▶ハンディターミナル内の時間を付帯させて、正確な記録ができる。
  • ▶パソコンへの打ち込みが必要ないので、入力ミスが発生しない。
  • ▶工程間の時間や滞留時間の管理が容易にできるので、適正な工数管理や改善に有益な情報がとれる。

2在庫管理編

Before

在庫の過不足があったり、問い合わせ時にハッキリとした在庫がわからず、チャンスロスが発生することがある。

After

リアルタイムに在庫確認ができるため過不足がなくなり、在庫管理の精度が格段に上がった。

[ハンディターミナルで管理できるデータ] 入力するデータは担当者コード・入庫or出庫・向け先・商品コード・数量。得られるデータは処理日時・入出庫データ・数量不足品の抽出。展開用途は棚卸し・ロケーション管理・ピッキング作業

ハンディターミナル導入後のメリット

  • ▶データがパソコンに自動転送されるので、タイムラグがなくなる。
  • ▶手書き管理の作業がなくなり、工数・ミス削減につながる。
  • ▶過不足のロスがなくなり、経費の削減につながる。
  • ▶問い合わせに正確に対応できるので、機会損失がなくなる。
  • ▶経験に頼らない仕組みが構築できる。

3出荷検品編

Before

出荷前にチェックはしているが、誤出荷がなくならない。

回収作業にかかる費用や信用の低下が怖い。

After

誤出荷が大幅に低減し、リカバリーの費用も抑えられ、作業員もストレスから解放された。

[ハンディターミナルを使った出荷検品] 入力するデータは担当者コード・入庫or出庫・向け先・商品コード・数量。得られるデータは商品数量のチェック・出荷先の照合・梱包不足品の確認。用途は在庫管理・出荷ラベルの打ち出し・入庫検品

ハンディターミナル導入後のメリット

  • ▶出荷ミスが減るので、回収費用と時間が削減できる。
  • ▶見間違いや、チェックし忘れなどのミスがなくなる。
  • ▶初めての担当者でも検品作業につくことができる。
  • ▶サーバ上のマスタに記録できるので、紙の管理が不要になる。
  • ▶問い合わせに正確に0対応できるので、機会損失がなくなる。
  • ▶Bluetoothや無線LANの活用で、遠隔地からの入力もできる。

4ポカよけ編

Before

補充品を2人体制(補充係とチェック係)で交換している。

人員がもったいないので、もっと効率のいい方法がないか?

After

ハンディターミナル導入後は1人で作業ができるようになり、もう1人は別工程に移動して全体的に効率アップ。

[ハンディターミナルを使った補充品チェック] 使用済品と補充品を照合し判定。NGの場合は震えてお知らせ・ブザー音でお知らせ・警告表示で知らせる

ハンディターミナル導入後のメリット

  • ▶バーコード同士を比較するだけなので、誰でも作業ができる。
  • ▶ダブルチェックの必要がなく、人員を別の工程に回せる。
  • ▶バイブレーションで間違いを教えてくれるので、ミスが防げる。
  • ▶ハンディターミナル内に照合履歴が残るので、モレなく照合作業ができる。

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