ダブルブランク検出

基本的には標準のDBセンサ(ダブルブランクセンサ、渦電流式センサ)が設置されるが調整が大変で歩留まりが悪いことがある。従来方式の問題点は、①製品ごとに設置距離を変える必要がある ②至近距離に設置が必要なため、ワークと干渉してセンサが壊れたりワークが傷ついたりする ③2枚取りした際に1枚目と2枚目の位相がずれてしまい誤判定を起こす。などが挙げられる。また、2枚送りされるとワーク自体が廃棄になったり、最悪の場合では型を痛めてしまったりする。ロールの先端と後端は曲がりが激しいため板状に打ち抜いた際「波打ち」という現象が発生する。そのため、反射型・挟み込み型ともに渦電流センサで検出するには、干渉リスクや検出が不安定になるリスクがある。接触式変位センサはメカ機構が増えてしまうし、センサ自体の耐久性の面からは選定されない。レーザは現場環境を考慮した際に採用されづらい。IVシリーズであれば、画像にあるように横から判定することにより、簡単に2枚取りの検出可能。(工数のかかる段取り替えや調整も不要)

照明一体型画像センサ

IV シリーズ

「業界・用途から商品を選ぶ」へもどる