試作評価

試作の現場においては、用いる素材や試作品の評価が主な用途となります。一般的に、試作品は数十点数から数百点数に上ることから、正確かつ効率よく測定するとともに、そのデータをプロジェクトのメンバーに共有することが求められます。
寸法測定には、ノギスやマイクロメータがしばしば用いられます。ただし、近年は精密測定の場面が多いことから、測定顕微鏡をはじめ、表面粗さ計や輪郭形状測定機、三次元測定機などが用いられています。また、測定の高精度化だけでなく、形状の複雑化に対応する測定ニーズが高まっています。
試作品の評価の過程で量産時の検査項目を決めたり、検査点数を決めたりといったことが行われます。そのため、試作評価に用いた測定機器を量産時の検査に用いることで、誤差の発生を抑えることが可能となります。
使用される測定機器の例
- ノギス
- マイクロメータ
- 測定顕微鏡
- 粗さ計
- CNC画像測定機
- 輪郭形状測定機
- 三次元測定機
測定機器を選ぶポイント
- 試作品は点数が多くなりがちであるため、だれでも素早く簡単に正確な計測ができる機器が望ましいです。
- 複雑な形状の部品を何種類も測定することが多いことから、設定が容易にできる測定機器が便利です。
- 量産時の検査を視野に、生産ラインに導入しやすい測定機器を選ぶことが肝心です。
測定作業時の注意点
- 試作評価では、複数の人が多数の試作品を評価することから、測定機器の適切な管理が重要です。
- 加工機のある現場と試作評価を行う場所が異なる場合、それぞれに寸法を測定すると、温度など環境の違いで誤差が生じる恐れがあります。あらかじめ量産を見すえて測定条件を一致させる必要があります。
このページのまとめQ&A
Q. 試作評価で求められる測定機の条件は?
A. 少人数でも効率よく正確に測れ、複雑形状にも対応できる扱いやすい機器が望まれます。
Q. 試作評価でよく使われる測定機器は?
A. ノギス、マイクロメータ、測定顕微鏡、粗さ計、CNC画像測定機、三次元測定機などです。
Q. 試作評価で測定機を選ぶ際のポイントは?
A. 誰でも簡単に、複数形状を素早く測定でき、量産時の検査にも使える機器を選ぶことです。
Q. 試作評価時の管理で重要なことは?
A. 多人数が扱うため機器の管理徹底が必要で、測定条件を統一して誤差を防ぐことが重要です。
Q. 試作の測定結果を量産に生かすには?
A. 試作時と同じ測定機器・条件を量産検査でも使い、誤差発生を抑えることが効果的です。
キーエンスの画像寸法測定機
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IM-X1000 シリーズ
全自動 画像寸法測定器
対象物をステージに置き、ボタンを押すだけの簡単操作はそのままに、全自動画像寸法測定器IM-Xシリーズは、更に幅広い製品に対応可能となりました。500mmの超大型ステージが新登場し、従来の最大サイズモデルから面積比で3.3倍と大幅に拡大しました。また、図面を取り込み、測定プログラムを自動で作成する新機能により、図面を読み解きながら、苦労して設定プログラムを作成する必要も無くなりました。更に、ステージとヘッドを付け替え可能となり、最大繰り返し精度±0.1μmの高倍率ヘッドでより高精細に対象物を捉えることが出来るようになりました。測定ボタンを押すだけの簡単操作で、人による測定値のバラつきが生じることなく、測定工数を飛躍的に削減。速い・正確・簡単の実現で、測定業務の課題を解決します。





