変位計/寸法測定器 TOP

レーザ変位計・測定器を選ぶ

厚み・膜厚・幅

センサを2台活用する方法が一般的ですが、片側の位置が決まっている場合や透明体であればセンサ1台でも測定可能です。測定条件により、検出方法が異なり、工夫できる点もありますので、ご不明点はお近くの営業所までお問い合わせください。

センサを2台使用し対象物を挟み込むことで、厚みを測定します。新設計の光学系と専用治具で周囲の温度変化に影響を受けにくい、超安定の厚み測定を実現します。また、高温や防爆環境下でも使用可能です。

マルチカラーレーザ同軸変位計

CL-3000 シリーズ

CL-3000シリーズ マルチカラーレーザ同軸変位計 カタログ

帯幅で測定をする事で、1点ではなく多点での厚み測定が可能です。1ライン3200点あるので平坦ではない面でも安定測定が出来ます。

超高精細インラインプロファイル測定器

LJ-X8000 シリーズ

センサ2台を両端に設置し、エッジ位置を検出する事で幅を測定します。透明・不透明など材質問わず、高精度の測定が可能です。

超高速・高精度寸法測定器

LS-9000 シリーズ

ロールや基材としてゴムシートの高さを正確に測ることで厚みが測定可能です。投影方式にて透明・不透明など対象物の材質問わず、高精度の測定が可能です。

インライン投影画像測定器

TM-X5000 シリーズ

ウェットプロセスにおける、ウエハ上の液体厚みを測定します。数ミクロンから1 mm前後まで、幅広い厚みの非接触測定がおこなえます。またSLD光源を用いた独自の分光干渉原理で、小スポット高速測定が可能です。

分光干渉変位タイプ 多層膜厚測定器

SI-T シリーズ

SI-Tシリーズ 分光干渉変位タイプ 多層膜厚測定器 (輸出規制品含む) カタログ

対象物の表面形状をスキャンして得た高さ情報で検査します。塗布厚みをはじめとして、高さや幅、体積などを同時に検査可能。またセンサヘッドにスキャン機構を内蔵した世界初の商品で、取り付けるだけで検査できます。

オートスキャン3Dセンサ

LJ-S8000 シリーズ

LJ-S8000シリーズ オートスキャン3Dセンサ カタログ

防爆環境で機器を使用するために必要なIECEx、ATEX、NRTL/ACOの各種認証を取得しています。(Zone 0/Division 1対応)乾燥工程前における塗工直後のフィルム総厚測定なども可能です。

マルチカラーレーザ同軸変位計

CL-3000 シリーズ

CL-3000シリーズ マルチカラーレーザ同軸変位計 カタログ

シリコンウェハのような、0.1μm単位の正確さが求められる測定においてもご使用いただける分解能1nmタイプです。

マイクロヘッド型 分光干渉レーザ変位計

SI-F シリーズ

従来は画像センサを使用し、面積よりOK/NGの判定をしていました。LJ-X8000シリーズを使用することで体積や塗布位置の測定が可能なため、材料費削減と部品の高密度化に対応できるようになりました。

超高精細インラインプロファイル測定器

LJ-X8000 シリーズ

基材フィルム(PET)および基材上に塗布された誘電体の厚みを同時に測定します。専用の挟み込み測定調整治具により、スポット径Φ3.5 μmのレーザ光軸を正確に合わせて超高精度な厚み測定を実現します。電極の厚み測定も可能です。

マルチカラーレーザ同軸変位計

CL-3000 シリーズ

CL-3000シリーズ マルチカラーレーザ同軸変位計 カタログ

小型軽量センサヘッドをトラバースし、コーティングのTD厚み分布を測定します。小スポット高速測定により、これまで検出困難だった僅かな厚みムラも正確に捉えます。また光ファイバ構造で引火性が無く、コータへの取り付けにも最適です。

分光干渉変位タイプ 多層膜厚測定器

SI-T シリーズ

SI-Tシリーズ 分光干渉変位タイプ 多層膜厚測定器 (輸出規制品含む) カタログ

モールド部分の厚みをインラインで測定します。CLシリーズは、共焦点原理と独自の処理により、金属光沢面・黒色面など対象物の表面状態によらず安定して測定できます。また、専用治具と光軸合わせ機能によって簡単に設置可能です。

マルチカラーレーザ同軸変位計

CL-3000 シリーズ

CL-3000シリーズ マルチカラーレーザ同軸変位計 カタログ

積層モーターコアは積層枚数により性能が変わりますので、カシメ前にインラインで厚みを測定することで、確実に規定枚数がセットされているかを確認し不良流出を防止します。

マルチカラーレーザ同軸変位計

CL-3000 シリーズ

CL-3000シリーズ マルチカラーレーザ同軸変位計 カタログ

高効率モーターに使用される平角線は、従来の丸線に比べてインラインでの寸法管理が難しくなりました。LSシリーズは平角線の幅・厚み測定にも対応できる新世代のインライン測定器です。

超高速・高精度寸法測定器

LS-9000 シリーズ

LS-9000シリーズ 超高速・高精度寸法測定器 カタログ

何枚もの板を重ねて合板を製造することによって生じる厚みのバラつきを検査します。製造工程の上流にて厚みを検査することで歩留まり向上、品質向上に繋がります。

マルチカラーレーザ同軸変位計

CL-3000 シリーズ

CL-3000シリーズ マルチカラーレーザ同軸変位計 カタログ

「厚み・膜厚」の
最適な測り方を選ぶ

シート形状

その他のワーク

測定 1 反射型レーザ変位計

透明なワークに光を当てると、表面からの反射、裏面からの反射がそれぞれ発生します。これらの表面反射光と裏面反射光を個別に認識することで厚みを測定します。

POINT

測定器の選定が重要

  • 表面と裏面を識別できる限界厚み以上か
  • 表面と裏面の反射率が異なる場合でも安定測定できるかどうかを確認して下さい。

測定 2 反射型レーザ変位計

2台のセンサヘッドを使用し、ワークを挟み込むことで厚みを測定します。

POINT

ワークが上下に振れてもA+Bが一定になるようにするには、光軸調整やスパン調整が重要です。

測定 3 透過型2次元
寸法測定器

ローラ表面とワーク表面が1枚の撮像データに映るようにセンサヘッドを設置。段差を測定することで厚みを求めます。

測定 4 反射型
レーザ変位計

ローラ表面を0原点としてワークをローラに巻き付けた(密着させた)ときの差で厚みを測定します。

POINT

透明・不透明どちらでも測定が可能です。ローラを基準にワークの厚みを測定するので、ローラとワークの間に隙間が生じないようにしてください。
③の透過型寸法測定器の場合、薄い透明ワークにおいても表面と裏面を識別する必要が無く、高精度に測定可能です。ただし、設置できる箇所があるかご確認ください。

測定 5 反射型2次元
レーザ変位計

2次元レーザ変位計でベース面とワークを同時に測定し、得られた形状から段差を測定することで厚みを求めます。

POINT

ワークとベース面の間に隙間が生じると誤差になります。
①ベース面は定盤のような面精度の高いものを使用。
②真空吸着orマグネット吸着を利用。
など、密着性を高めることが重要です。

「幅」の
最適な測り方を選ぶ

測定 1 透過型寸法測定器

幅が狭い場合は1ヘッドで測定可能です。幅が広い場合はセンサヘッドを2台使用し、左右のエッジ位置を検出して、幅を測定します。

POINT

  • 反射型よりも高精度に測定できます。
  • 透明なワークでも、ワークの検出閾値を変更することで安定測定できます。

測定 2 反射型2次元
レーザ変位計

ラインレーザが当たった箇所の断面形状を取得し、その形状から幅を測定します。

POINT

反射型の測定器なので、貫通していない箇所の幅も測定できます。ワークの位置が左右にずれても指定した箇所の幅を正しく測定します。

測定 3 反射型
レーザ変位計

センサヘッドを2台使用し、ワークを挟み込むことで、幅を測定します。

POINT

ワーク端面が、測定スポットよりも広い領域でなければなりません。ワークが左右に振れてもA+Bが一定になるようにするには、光軸調整やスパン調整が重要です。