ランゲルハンス氏島におけるα細胞とβ細胞の可視化

分類:
生物系

高解像度画像の取得

動物の臓器のひとつである膵臓の中で血糖値を上げるはたらきを持つグルカゴンを分泌するα細胞と、血糖値を下げるはたらきを持つインスリンを分泌するβ細胞の分布をランゲルハンス氏島※1の全体像で可視化できます。(従来は、切片自体が視野に入りきらず、部分的な観察・撮影しかできなかったため、撮影した画像に対しての客観性が低く、恣意性の排除が難しくなっていました。※2

使用対物レンズ:CFI60 CFI Plan Apo λ4x
イメージジョイント:5枚×3枚
オールインワン蛍光顕微鏡 BZ-X800を導入すれば
  • 視野に入りきらない大きな切片に対して、ステージを移動しながら画像を取得し、撮影した画像を連結させることで、1枚の高解像度画像を撮影できます。
  • 標本に傾きや段差があってもZ方向に複数枚の画像を取得し、撮影した画像からフォーカスが合っている部分だけを合成することで、標本全体にピントがあったフルフォーカス画像を構築することができます。
  • 散乱光の影響による蛍光ボケを取り除く“ヘイズリダクション機能”によって、コントラストの高い鮮明な画像が撮影できます。

※1. ランゲルハンス氏島とは
別名を膵島といいます。膵臓の中で、α細胞・β細胞・δ細胞・PP細胞・ε細胞の5種類の細胞からなる細胞塊のことをさします。膵臓はアミラーゼなどの消化酵素を十二指腸内へ分泌する外分泌腺とランゲルハンス氏島からなりますが、膵組織の90%以上は外分泌腺が占め、その中に内分泌細胞の塊が島のように浮かんで存在しています。発見者であるパウル・ランゲルハンス氏の名前からランゲルハンス氏島と命名されました。

※2. 恣意性の排除
論文において重要とされている「客観性」と「再現性」。顕微鏡を用いた撮影画像はこの2点に大きな影響をもたらすとされています。切片の部分的な画像では、撮影者が恣意的に自分に有利な箇所を撮影していると取られるケースがありますが、つなぎ目のない高解像度な全体像を撮影することで、撮影者の恣意性を排除することができ、客観性の高い評価を得ることができます。

最新型オールインワン蛍光顕微鏡 BZ-X800
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