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主な照明法

顕微鏡による観察では、観察対象への光の当て方が重要な役割を果たします。照明法は、大きく「透過照明」と「落射照明」の二つに分かれます。対象や目的によって適した照明法を選ぶ必要があります。

透過照明

試料の背面から光を当てることを透過照明といいます。無色透明な細胞など生物系の観察に向いています。一般的な生物顕微鏡がこの方法を採用しています。透過照明の中には、明視野照明法と暗視野照明法の2種類があります。

明視野照明法

試料を背面からの光で透かして観察する一般的な方法です。明るい背景の中に、背景よりも暗い部分が浮かび上がります。

暗視野照明法

背面からの光で照らすのは明視野照明法と同じですが、直接光をさえぎることで、暗い背景の中に試料の輪郭を光らせる点が特徴です。コントラストの低い細胞などの観察に向いています。この観察を行うには、暗視野コンデンサーが必要です。

落射照明

透過照明とは逆に試料の正面から光を当てることを、落射照明といいます。実体顕微鏡で鉱物や工業加工物などの立体物や不透明な試料を観察する際に便利です。

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