差圧式流量計
差圧式流量計の原理と特徴
流量計・流量センサには、さまざまな種類があります。ここでは、差圧式流量計の原理や特徴についてまとめました。
原理
差圧式流量計はオリフィス流量計ともいいます。差圧式流量計は、現在の流量計生産額のトップシェアを占めているタイプです。原理としては、ベルヌーイの定理から流体の流れている流路にオリフィス(絞り弁)を設置し、圧力損失を故意に発生させ、オリフィス(絞り弁)の前後の圧力差(差圧)を検出して流量を検出します。オリフィス(絞り弁)によって発生する圧力損失と流量・流速の関係は以下の通りです。
- 流量小 ⇒ 流速小 ⇒ オリフィス(絞り弁)の前後の圧力損失小
- 流量大 ⇒ 流速大 ⇒ オリフィス(絞り弁)の前後の圧力損失大
圧力損失による上流側と下流側の圧力差は、ダイヤフラムを利用して検出します。
差圧式流量計の特徴
長所 |
|
---|---|
短所 |
|