リスクと安全

リスク・安全の正確な意味は何でしょうか?国際規格であるISO/IECガイド51:1999では、以下のように定義されています。

リスクとは

「危害の発生確率およびその危害の程度の組み合わせ」と定義されています。
つまり、リスク = 危害のひどさ × 危害の発生確率といえます。

安全とは

「受容できないリスクがないこと」と定義されています。
言い換えると、安全な状態であっても「受容できるリスクは存在している」と言えます。

リスクの発生

リスクがあるということはどういうことでしょうか?
下図では次のような状況と位置づけることができます。

リスクの発生

左の絵ではライオンという危険源がありますが、これだけでは危害の発生に結びつきません。右の絵ではそこに人がいることでライオンに襲われるという危害発生の可能性が生じます。この右の絵が「リスク」が存在する状態であり、「危険源」が存在することとは区別して理解する必要があります。

許容可能なリスク

安全とは「受容できないリスクがないこと」、つまり「受け入れ不可能なリスクがないこと」ですが、言い換えれば、リスクの大きさを「許容可能」まで低減すれば、安全な状態と言えます。

許容可能なリスク

リスクアセスメントとは?

リスクアセスメントとは何をすることでしょうか?
たとえ危害が発生していなくても、潜在的な危険性や有害性は存在していることがあります。これらが放置されている場合、労働災害が発生する可能性が高い状態であるといえます。技術の進歩により多種多様な機械設備や化学物質が使用されるようになり、その危険性や有害性が多様化しています。また、さらなる労働災害の減少を図るには、後追いでない先取りの安全衛生対策を行うことが必要です。

リスクアセスメント

作業者等の安全を確保し、危害を可能な限り低減するための安全確認方法のことです。次のプロセスを指します。

  • (1)機械の使用目的・使用条件を明らかにし、作業ミスなどの誤使用を想定しておく
  • (2)機械に潜む危険源を見つけ出す
  • (3)リスクの大きさと頻度を見積もる
  • (4)許容可能なリスクにまで低減されているかを判断する
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