レンズに関する豆知識

レンズの種類

CCTV レンズ

閉回路テレビ(Closed Circuit TV)用として、主にFA分野の検査用途や防犯・防災分野の監視用途などに
使われるレンズです。レンズの構成枚数が少ないのと構造が比較的簡素なため小型でローコストです。
一般的に、被写体距離を問わず均一な収差補正を行なう特性を持っています。

レンズに関する豆知識

ここが違う
キーエンスの画像処理用レンズは
内部に8枚の低分散ガラスを使用
し通常のCCTVレンズに比べ
歪みや色収差が最小限に抑えら
れるように光学設計されています。

左:一般的なCCTV レンズCV-L シリーズ
右:低ディストーションレンズCA-LHR シリーズ

テレセントリックレンズ

主光線が焦点を通るように配列されたレンズで、画角が0°に近い状態、つまり主光線がレンズ光軸に対して平行に進むように設計されています。光軸が平行であるため、歪曲収差(ディストーション)が生じにくく、被写体のサイズや位置を高精度にとらえることができます。画像処理で高倍率かつ低ディストーション、さらに深い被写界深度が必要な場合、テレセントリックレンズが真価を発揮します。

レンズに関する豆知識

レンズの倍率

倍率とは、測定対象物の実際の大きさと、光学測定機器を通して見える大きさの比率です。
従来、顕微鏡の接眼部を通して観察した際は、光学倍率を用いていましたが、
近年、観測対象物を液晶モニタに表示するシステムが増えたことから、モニタ倍率という考え方が普及しています。

  • 光学倍率     デジタルカメラで考えたとき、光学倍率は「カメラ有効素子寸法÷視野」で求めます。
  • モニタ倍率   モニタ倍率は、「モニタ対角÷カメラ素子対角×光学倍率」で求めます。

マウント

レンズを交換できる画像処理装置における、レンズを固定する機構のことです。
レンズマウントとも呼ばれ、一般的には一眼レフカメラのレンズマウントが知られています。
画像処理においてはCマウント・CSマウントが多く使われています。