Roll-to-Roll加工工程 向けソリューション

ロールギャップを非接触測定
材質や表面状態を問わずインライン監視・制御

2ロール間のギャップ・クリアランスを、LS-9000シリーズの透過光エッジ検出で非接触測定。16,000 回 / 秒サンプリングで材質や表面状態を問わずインライン管理します。

ロールギャップ測定が品質を左右する3つの理由

2ロール間のギャップは、圧延・塗工・ロールプレスの仕上がり寸法を直接決めます。測定方式の選択を誤ると不良とロスを招きます。

ギャップのばらつきが厚み・目付に直結

2ロール間の隙間が変動すると、圧延・塗工・プレスの仕上がり厚みや目付がズレ、規格外や歩留まり低下を招きます。ロール温度や荷重の僅かな変化がギャップの変動となって現れるため、インラインでの管理が必要です。早期に検知できないと、寸法不良が後工程まで流れ、最終製品の特性ばらつきやクレームとして顕在化します。

接触式・機械式には現場での限界

フィラーゲージや接触センサは走行・回転を止める必要があり、連続・全長のギャップ管理ができません。高温ロールや高速ラインでは接触自体が困難で、摩耗やキズの原因にもなります。生産スピードに追従しながら、非接触で隙間を連続・全長で監視できる手段が求められています。管理が抜き取りに留まると、不良の見逃しが後工程に波及し、最終製品の歩留まりを押し下げます。

既存の非接触方式にも適用制約

静電容量式・渦電流式は対象材質が導電体や特定材に限られ、距離やギャップで精度が変わります。透明・非導電のフィルムや、ワーク材質が切り替わる工程では使いにくいという課題があります。材質を問わず、隙間を直接かつ高速に測定できる原理が必要です。方式が合わないと測定が途切れ、後工程でのギャップ起因の不良を見逃し、最終製品の品質を損ないます。

Roll-to-Roll加工工程とギャップ測定ポイント

巻出しから巻取りまでの各工程でギャップ・クリアランスを把握することで、ばらつきと不良を早期に検知できます。

測定①
01

巻出し・走行

ワークの走行位置・エッジを把握し、蛇行(横フレ)を監視。ギャップの実効値や塗工幅への影響を早期に検知します。

測定②
02

ロールニップ(圧延/プレス)

2ロール間のギャップ(隙間)を透過光エッジ検出で測定。圧延・プレス条件にフィードバックして仕上がり寸法を安定させます。

測定③
03

塗工・Roll-to-Roll加工

ロール表面までの距離・塗工面の段差・ロール振れ(TIR)をレーザ同軸変位計(CL-3000シリーズ)で測定し、クリアランスを管理します。

測定④
04

巻取り・検査

ギャップ・平行度の推移を全長で記録。不良ロットのトレースと品質保証に活用、最大4ヘッドで多点を一括管理します。

ロールギャップ測定方式の比較

測定方式によって、非接触性・材質依存・隙間の直接測定・高速インライン適性に大きな差があります。

比較項目 LS-9000シリーズ
(光学・透過光/非接触)
静電容量・渦電流(非接触) 接触式ゲージ(フィラーゲージ等)
非接触・対象への影響 ○ 非接触で接触なし ○ 非接触 × 停止・摩耗・キズのおそれ
材質を問わず測れるか ○ 透過光で材質依存が小さい × 導電体・特定材に限定 △ 接触できれば可
2ロール間ギャップ(隙間)の直接測定 ○ 2エッジ間の隙間を直接測定 △ 各面までの距離から算出 △ 隙間に挿入して点で測定
高速・連続インライン測定 ○ 16,000回/秒で連続・全長 △ 機種による × 抜き取り・停止が前提
役割(測る対象) ◎ 隙間・ギャップ(寸法) 面間距離 隙間(点)

LS-9000シリーズを選ぶ理由

LS-9000シリーズは透過光のエッジ検出で2エッジ間の隙間を材質によらず非接触測定でき、16,000回/秒サンプリングで止めずに連続・全長管理できます。静電容量・渦電流の材質制約や接触式の停止・摩耗を解消。ロール表面までの距離・振れはCL-3000シリーズ(マルチカラーレーザ同軸変位計)が対応します。

ロールギャップ・隙間測定に対応するLS-9000シリーズ

高輝度Green-LEDの透過光をCMOSでエッジ検出する光学式寸法測定器。隙間・ギャップを非接触で取得します。

LS-9000シリーズ センサヘッド ロールギャップ・隙間測定用 光学式寸法測定器
ロールギャップ・隙間測定に対応

超高速・高精度 光学式寸法測定器

LS-9000シリーズ

高輝度Green-LEDの透過光を平行光にして照射し、CMOS上の明暗エッジ位置から寸法・隙間を非接触測定。極細外径・極細隙間の測定機能でワーク間のギャップ(隙間)に対応し、コピーローラの外径・振れ測定にも使えます。16,000回/秒の高速サンプリングと傾き補正機能で走行・回転中でも安定。駆動部レス構造で長寿命・メンテフリー、最大4ヘッド接続で複数ライン・多点をまとめて管理します。ロール表面までの距離・塗工面段差・ロール振れの測定には、マルチカラーレーザ同軸変位計CL-3000シリーズを用途に応じて併用します。

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ロールギャップ・隙間測定の活用例

圧延・カレンダー・ロールプレス・塗工など、さまざまなRoll-to-Roll加工工程のギャップ・クリアランス測定で活用されています。

カレンダー/圧延ロールのギャップ測定

透過光エッジ検出で2ロール間の隙間を非接触で連続監視。ギャップの変動を早期に検知し、ロール荷重・温度の条件にフィードバックします。

カレンダー 圧延ロールのギャップ測定 非接触 透過光 LS-9000シリーズ

電池電極ロールプレスのギャップ管理

プレスロールのクリアランスを監視し、極板厚みのばらつきを抑制。止めずに連続で隙間を管理し、目付・厚みの安定に寄与します。

電池電極ロールプレス ギャップ管理 クリアランス測定 LS-9000シリーズ

塗工用スロットダイの位置制御

塗工厚みを一定に保つため、ダイとロール表面のクリアランスを測定します。φ8 mmの超小型ヘッドで、限られた場所でも高精度に測定します。(CL-3000シリーズ)

コピーローラ フィルムロールの外径 フレ測定 非接触 LS-9000シリーズ

ロールギャップ・隙間測定(LS-9000シリーズ)に関するよくあるご質問

ロールギャップ(2ロール間の隙間)を非接触で測れますか?
測れます。LS-9000シリーズの透過光エッジ検出により、2つのエッジ間の隙間を材質によらず非接触で測定できます。
走行・回転を止めずに測れますか?
測れます。16,000回/秒の高速サンプリングと傾き補正機能で、走行・回転中でも連続でギャップを安定測定します。
静電容量式・渦電流式から置き換えられますか?
置き換えられます。透過光方式は対象材質への依存が小さく、導電体に限られる方式が苦手な透明・非導電フィルム等のRoll-to-Roll加工工程でも使えます。
ロール表面までの距離やロールの振れも測れますか?
ロール表面までの距離・振れは、マルチカラーレーザ同軸変位計CL-3000シリーズが適し、用途に応じて使い分けます。
複数ライン・多点をまとめて測れますか?
測れます。最大4ヘッド接続で複数ライン・多点のギャップをまとめて管理でき、ライン全体の状態を1台のコントローラで把握できます。
蛇行(横フレ)も検知できますか?
検知できます。走行ワークのエッジ位置を高速に捉え、蛇行を監視してギャップ・塗工幅への影響を早期に把握します。

ロールギャップ・隙間測定の課題、お気軽にご相談ください

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