KV-8000 × SRシリーズ
接続ガイド

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KV-8000 × SRシリーズ EtherNet/IP™ 接続ガイド

EtherNet/IP対応通信ユニット SRシリーズ

目次

Step1：接続に必要な機器

下記の機器を準備してください。

  1. ※1
    SR-700/BL-1300シリーズ使用時は別途[N-L20]が必要です。
  2. ※2
    「コードリーダ」⇔「PLC」を接続するケーブルです。N-L20を使用時は専用ケーブル不要です。
  3. ※3
    24V電源、入出力信号、RS-232Cポートを接続するケーブルです。
  4. ※4
    SR-5000シリーズを使用する場合は、電源ケーブルにOP-88437等をご使用ください。

Step2：SRシリーズの設定

＜ SR-X/SR-2000/1000/5000シリーズ、SR-700/BL-1300シリーズ(N-L20経由)の場合 ＞

AutoID Network Navigator を使用して、SR-X/SRシリーズの通信設定をします。

1パソコンとSR-X/SR-2000/1000/5000シリーズ、N-L20をUSBケーブルで接続します。

2【すべてのプログラム】からAutoID Network Navigatorを起動します。

以下のように表示されれば、接続は成功です。

3IPアドレス・サブネットマスクを設定します。

ご使用の環境に合わせて設定してください。本資料では、以下の例で設定します。

4〔設定ウィザードを開始する〕ボタンをクリックし、以下のとおり設定します。

5設定を送信します。

6青のランプをクリックして、コードリーダとの接続を解除します。

AutoID Network Navigatorと接続していると、PLCと通信できません。

以上で、コードリーダの設定は終了です。

＜ SR-750/D100シリーズの場合 ＞

AutoID Network Navigatorを使用して、SR-750/D100シリーズの通信設定をします。

1パソコンとSR-750/D100シリーズを専用Ethernetケーブルで接続します。

2AutoID Network Navigatorを起動すると、自動的にネットワーク上のコードリーダを検索します。

以下のように表示されれば、接続は成功です。

見つからない場合、以下の手順で仮IPアドレスを設定し、接続します。

①〔仮IP割り当て〕アイコンをクリックして、[仮IP割り当て]ダイアログボックスを表示します。

②コードリーダのスイッチを操作してBOOTP動作を開始します。

SR-750シリーズの場合

TUNEスイッチを5秒以上押し、LED1～4まで点灯したらスイッチを離します。

SR-D100シリーズの場合

TESTスイッチを5秒以上押し、LED1～4まで点灯したらスイッチを離します。

コードリーダが見つかると、以下のように表示されます。

③〔OK〕ボタンをクリックして、仮IPを割り当てます。

3「通信1」タブを選択し、IPアドレス・サブネットマスクを設定します。

ご使用の環境に合わせて設定してください。本資料では、以下の例で設定します。

4「通信2」タブを選択し、通信設定をします。

5設定を送信します。

6青のランプをクリックして、コードリーダとの接続を解除します。

AutoID Network Navigatorと接続していると、PLCと通信できません。

以上で、コードリーダ（SR-750/D100シリーズ）の設定は終了です。

Step3：KV-8000の設定

このステップではKV-8000の設定手順を説明します。キャプチャ中に表示されている"Vendor Series"という文字列は、実際に接続する機器名に読み換えてください。

1KV STUDIOを起動し、プロジェクトを新規作成します。
対応機種に「KV-8000」を選択し、〔OK〕をクリックします。
[ユニット構成設定の確認]ダイアログが表示されるので、〔はい(Y)〕をクリックし、ユニットエディタを開きます。

2ユニットエディタの「ユニット設定(2)」タブで、KV-8000のIPアドレスを設定します。

ここでは、以下のとおり設定します。

3[EtherNet/IP設定]を起動します。
ユニットエディタ上でEtherNet/IP設定のアイコンをクリックします。
設定方法を選択するダイアログが表示されるので、KV-8000と接続する機器をEthernetケーブルで接続した状態で〔自動設定(オートコンフィグレーション)(A)〕をクリックします。

4実機とユニットエディタの構成が異なる場合、プロジェクトの転送を確認するダイアログが表示されるので、PCとKV-8000をUSBケーブルで接続した状態で〔はい(Y)〕をクリックし、プロジェクトを転送します。

5プロジェクトの転送が完了すると、[機器検索設定]ダイアログが表示されるので、〔検索(F)〕をクリックします。オートコンフィグレーション完了後、接続する機器が自動で登録されるので、〔OK〕をクリックして[EtherNet/IP設定]ウィンドウを閉じます。

6ユニットエディタの〔OK〕をクリックして終了します。

One point

機器を手動で追加する場合

「EtherNet/IP設定」の[機器一覧(1)]タブで、接続する機器をドラッグ&ドロップして機器設定を作成します。

配下に各種センサアンプやI/Oユニットを接続する機器を設定する際は、その配下に接続する各種機器も併せて登録します。
下図は、架空の通信ユニットVendor Series Comに、架空のセンサVendor Series Sensorを接続する場合の例です。
キャプチャ中のVendor Series Com・Vendor Series Sensorという文字列は、実際に接続する通信ユニット・センサ等に読み換えてください。

One point

キーエンス社製センサ設定ファイル(ez1ファイル)をインポートする方法

機器一覧に接続する機器が表示されない（センサ設定ファイルがインポートされていない）場合、キーエンス社製センサ設定ファイル(ez1ファイル)のインポートが必要です。
[EtherNet/IP設定]ウィンドウから、【EDSファイル(D)】→【登録(I)】を選択し、使用される機器のキーエンス社製センサ設定ファイル(ez1ファイル)をインポートします。

One point

コネクションを変更することで、最大16ワード(32バイト)のプロセスデータを取得できます。[コネクション設定]ダイアログから設定してください。デフォルトでは16ワード(32バイト)のプロセスデータを取得できます。

プロセスデータは、NQシリーズのポートごとに割り付けられます。例えば、デフォルト(16ワード)の設定では以下のとおり、1ポートにつき3ワードずつ割り付けられています。

先頭からのオフセット データ
+0 P1_プロセス入力データ 0
+1 P1_プロセス入力データ 1
+2 P1_プロセス入力データ 2
+3 P2_プロセス入力データ 0
： ：

プロセスデータで取得できる内容については、接続するIO-Linkデバイスのマニュアルを参照してください。

Step4：設定データの転送とモニタ

このステップでは接続する機器の情報をモニタする方法について説明します。
キャプチャ中に表示されている"Vendor Series"という文字列は、実際に接続する機器名に読み換えてください。

1メニューから【モニタ/シミュレータ(N)】>【PLC転送→モニタモード(C)】を選択します。「PROGRAMモードで転送(P)」を選択してから、〔全選択(S)〕をクリックし、〔実行(E)〕をクリックします。

2ワークスペースの接続する機器を右クリックし、【センサIOモニタ(M)】を選択すると、機器の情報を簡単にモニタできます。

One point

リアルタイムチャートモニタ（RTCM）でモニタする方法

リアルタイムチャートモニタを起動して、グラフで確認することもできます。
「センサ IOモニタ」上で右クリックし、【リアルタイムチャートモニタ (H)】を選択します。

リアルタイムチャートモニタは自動でスケーリングを実行するので、レンジ調整は不要です。

参考：メモリマップ

サイクリック通信で使用するデバイスのメモリマップとその名称を以下に示します。

SR-Xシリーズ/SR-2000シリーズ

IN：B000/W000~ OUT：B040/W052~

結果データ（Input Assemblies）

SR-Xシリーズ / SR-2000シリーズ → KVシリーズ

オフセット 割付デバイス 名 称
0 0 B000 エラー
1 B001 読み取りデータ更新可能
2 B002 読み取りデータ更新完了
3 B003
4 B004
5 B005
6 B006 バッファオーバーエラー
7 B007 一般エラー
8 B008 BUSY
9 B009 TRG BUSY
10 B00A LOCK BUSY
11 B00B MODE BUSY
12 B00C ERR BUSY
13 B00D
14 B00E READY
15 B00F
1 0 B010 読み取り完了
1 B011 プリセット読み取り完了
2 B012 プリセットデータ登録完了
3 B013 チューニング完了
4 B014 BLOAD 完了
5 B015
6 B016
7 B017 外部指示動作完了
8 B018 読み取りエラー
9 B019 プリセット読み取り失敗
10 B01A プリセットデータ登録失敗
11 B01B チューニング失敗
12 B01C BLOAD 失敗
13 B01D
14 B01E
15 B01F 外部指示動作失敗
2 0 B020 IN1 状態
1 B021 IN2 状態
2 B022
3 B023
4 B024 OUT1 状態
5 B025 OUT2 状態
6 B026 OUT3 状態
7 B027
8 B028 Unstable
9 B029 マッチングレベル Unstable
10 B02A ISO/IEC 15415 Unstable
11 B02B AIM DPM Unstable
12 B02C SAE AS9132 Unstable
13 B02D ISO/IEC 15416 Unstable
14 B02E
15 B02F
3 0 B030
～ ～ ～
15 B03F
4 W000 マッチングレベル
5 W001 ISO/IEC 15415 グレード
6 W002 AIM DPM グレード
7 W003 ISO/IEC 15416 グレード
8 W004 読み取りエラー理由
9 W005 プリセット読み取り失敗理由
10 W006 プリセット登録失敗理由
11 W007 チューニング失敗理由
12 W008 BLOAD 失敗理由
13 W009
14 W00A
15 W00B 外部指示動作エラー理由
16 W00C 一般エラー理由
17 W00D スレーブ ID
18 W00E 読み取りデータ取得回数
19 W00F 読み取りデータ更新回数
20 W010 マスターのタイミング入力回数
21 W011 読み取りデータサイズ
22 W012 読み取りデータ (1,2 桁 )
〜 ～ ～
85 W051 読み取りデータ(125,126 桁 )

制御データ（Output Assemblies）

KVシリーズ → SR-Xシリーズ / SR-2000シリーズ

オフセット 割付デバイス 名 称
0 0 B040
1 B041 データ更新許可
2 B042
～ ～ ～
6 B046
7 B047 エラークリア・送信バッファクリア
8 B048 読み取り開始要求
9 B049 プリセット読み取り開始要求
10 B04A プリセットデータ登録開始要求
11 B04B チューニング開始要求
12 B04C BLOAD 要求
13 B04D
14 B04E
15 B04F
1 0 B050 読み取り完了クリア
1 B051 プリセット読み取り完了クリア
2 B052 プリセットデータ登録完了クリア
3 B053 チューニング完了クリア
4 B054 BLOAD 完了クリア
5 B055
6 B056
7 B057 外部指示動作完了クリア
8 B058
～ ～ ～
15 B05F
2 W052 バンク/BLOAD ファイル番号
3 W053
4 W054
5 W055 プリセットデータサイズ
6 W056 プリセットデータ (1,2 桁 )
〜 ～ ～
37 W075 プリセットデータ (61,62 桁 )

SR-1000シリーズ

IN：B000/W000~ OUT：B040/W052~

結果データ（Input Assemblies）

SR-1000シリーズ → KVシリーズ

オフセット 割付デバイス 名 称
0 0 B000 エラー
1 B001 読み取りデータ更新可能
2 B002 読み取りデータ更新完了
3 B003
4 B004
5 B005
6 B006 バッファオーバーエラー
7 B007 一般エラー
8 B008 BUSY
9 B009 TRG BUSY
10 B00A LOCK BUSY
11 B00B MODE BUSY
12 B00C ERR BUSY
13 B00D
14 B00E
15 B00F
1 0 B010 読み取り完了
1 B011 プリセット読み取り完了
2 B012 プリセットデータ登録完了
3 B013 チューニング完了
4 B014 BLOAD 完了
5 B015
6 B016
7 B017 外部指示動作完了
8 B018 読み取りエラー
9 B019 プリセット読み取り失敗
10 B01A プリセットデータ登録失敗
11 B01B チューニング失敗
12 B01C BLOAD 失敗
13 B01D
14 B01E
15 B01F 外部指示動作失敗
2 0 B020 IN1 状態
1 B021 IN2 状態
2 B022
3 B023
4 B024 OUT1 状態
5 B025 OUT2 状態
6 B026 OUT3 状態
7 B027
8 B028 Unstable
9 B029 マッチングレベル Unstable
10 B02A ISO/IEC 15415 Unstable
11 B02B AIM DPM Unstable
12 B02C SAE AS9132 Unstable
13 B02D
14 B02E
15 B02F
3 0 B030
～ ～ ～
15 B03F
4 W000 マッチングレベル
5 W001 ISO/IEC 15415 グレード
6 W002 AIM DPM グレード
7 W003
8 W004 読み取りエラー理由
9 W005 プリセット読み取り失敗理由
10 W006 プリセット登録失敗理由
11 W007 チューニング失敗理由
12 W008 BLOAD 失敗理由
13 W009
14 W00A
15 W00B 外部指示動作エラー理由
16 W00C 一般エラー理由
17 W00D スレーブ ID
18 W00E 読み取りデータ取得回数
19 W00F 読み取りデータ更新回数
20 W010 マスターのタイミング入力回数
21 W011 読み取りデータサイズ
22 W012 読み取りデータ (1,2 桁 )
〜 ～ ～
85 W051 読み取りデータ(125,126 桁 )

制御データ（Output Assemblies）

KVシリーズ → SR-1000シリーズ

オフセット 割付デバイス 名 称
0 0 B040
1 B041 データ更新許可
2 B042
～ ～ ～
6 B046
7 B047 エラークリア・送信バッファクリア
8 B048 読み取り開始要求
9 B049 プリセット読み取り開始要求
10 B04A プリセットデータ登録開始要求
11 B04B チューニング開始要求
12 B04C BLOAD 要求
13 B04D
14 B04E
15 B04F
1 0 B050 読み取り完了クリア
1 B051 プリセット読み取り完了クリア
2 B052 プリセットデータ登録完了クリア
3 B053 チューニング完了クリア
4 B054 BLOAD 完了クリア
5 B055
6 B056
7 B057 外部指示動作完了クリア
8 B058
～ ～ ～
15 B05F
2 W052 バンク/BLOAD ファイル番号
3 W053
4 W054
5 W055 プリセットデータサイズ
6 W056 プリセットデータ (1,2 桁 )
〜 ～ ～
37 W075 プリセットデータ (61,62 桁 )

SR-5000シリーズ

IN：B000/W000~ OUT：B040/W052~

結果データ（Input Assemblies）

SR-5000シリーズ → KVシリーズ

オフセット 割付デバイス 名 称
0 0 B000 エラー
1 B001 読み取りデータ更新可能
2 B002 読み取りデータ更新完了
3 B003
4 B004
5 B005
6 B006 バッファオーバーエラー
7 B007 一般エラー
8 B008 BUSY
9 B009 TRG BUSY
10 B00A LOCK BUSY
11 B00B MODE BUSY
12 B00C ERR BUSY
13 B00D
14 B00E READY
15 B00F
1 0 B010 読み取り完了
1 B011 プリセット読み取り完了
2 B012 プリセットデータ登録完了
3 B013 チューニング完了
4 B014 BLOAD 完了
5 B015
6 B016
7 B017 外部指示動作完了
8 B018 読み取りエラー
9 B019 プリセット読み取り失敗
10 B01A プリセットデータ登録失敗
11 B01B チューニング失敗
12 B01C BLOAD 失敗
13 B01D
14 B01E
15 B01F 外部指示動作失敗
2 0 B020 IN1 状態
1 B021 IN2 状態
2 B022 IN3 状態
3 B023
4 B024 OUT1 状態
5 B025 OUT2 状態
6 B026 OUT3 状態
7 B027 OUT4 状態
8 B028
9 B029
10 B02A
11 B02B
12 B02C
13 B02D
14 B02E
15 B02F
3 0 B030
～ ～ ～
15 B03F
4 W000
5 W001
6 W002
7 W003
8 W004 読み取りエラー理由
9 W005 プリセット読み取り失敗理由
10 W006 プリセットデータ登録失敗理由
11 W007 チューニング失敗理由
12 W008 BLOAD 失敗理由
13 W009
14 W00A
15 W00B 外部指示動作エラー理由
16 W00C 一般エラー理由
17 W00D スレーブ ID
18 W00E 読み取りデータ取得回数
19 W00F 読み取りデータ更新回数
20 W010 マスターのタイミング入力回数
21 W011 読み取りデータサイズ
22 W012 読み取りデータ(1,2 桁 )
〜 ～ ～
85 W051 読み取りデータ(125,126 桁 )

制御データ（Output Assemblies）

KVシリーズ → SR-5000シリーズ

オフセット 割付デバイス 名 称
0 0 B040
1 B041 データ更新許可
2 B042
～ ～ ～
6 B046
7 B047 エラークリア・送信バッファクリア
8 B048 読み取り開始要求
9 B049 プリセット読み取り開始要求
10 B04A プリセットデータ登録開始要求
11 B04B チューニング開始要求
12 B04C BLOAD 要求
13 B04D
14 B04E
15 B04F
1 0 B050 読み取り完了クリア
1 B051 プリセット読み取り完了クリア
2 B052 プリセットデータ登録完了クリア
3 B053 チューニング完了クリア
4 B054 BLOAD 完了クリア
5 B055
6 B056
7 B057 外部指示動作完了クリア
8 B058
～ ～ ～
15 B05F
2 W052 バンク/BLOAD ファイル番号
3 W053
4 W054
5 W055 プリセットデータサイズ
6 W056 プリセットデータ (1,2 桁 )
〜 ～ ～
37 W075 プリセットデータ (61,62 桁 )

SR-750シリーズ

IN：B000/W000~ OUT：B040/W052~

結果データ（Input Assemblies）

SR-750シリーズ → KVシリーズ

オフセット 割付デバイス 名 称
0 0 B000 エラー
1 B001 読み取りデータ更新可能
2 B002 読み取りデータ更新完了
3 B003
4 B004
5 B005
6 B006 バッファオーバーエラー
7 B007 一般エラー
8 B008 BUSY
9 B009 TRG BUSY
10 B00A LOCK BUSY
11 B00B MODE BUSY
12 B00C ERR BUSY
13 B00D
14 B00E
15 B00F
1 0 B010 読み取り完了
1 B011 プリセット読み取り完了
2 B012 プリセットデータ登録完了
3 B013 チューニング完了
4 B014
5 B015
6 B016
7 B017 外部指示動作完了
8 B018 読み取りエラー
9 B019 プリセット読み取り失敗
10 B01A プリセットデータ登録失敗
11 B01B チューニング失敗
12 B01C
13 B01D
14 B01E
15 B01F 外部指示動作失敗
2 0 B020 IN1 状態
1 B021 IN2 状態
2 B022
3 B023
4 B024 OUT1 状態
5 B025 OUT2 状態
6 B026 OUT3 状態
7 B027
8 B028 Unstable
9 B029 マッチングレベル Unstable
10 B02A ISO/IEC 15415 Unstable
11 B02B AIM DPM Unstable
12 B02C SAE AS9132 Unstable
13 B02D
14 B02E
15 B02F
3 0 B030
～ ～ ～
15 B3F
4 W000 マッチングレベル
5 W001 ISO/IEC 15415 グレード
6 W002 AIM DPM グレード
7 W003
8 W004 読み取りエラー理由
9 W005 プリセット読み取り失敗理由
10 W006 プリセット登録失敗理由
11 W007 チューニング失敗理由
12 W008
13 W009
14 W00A
15 W00B 外部指示動作エラー理由
16 W00C 一般エラー理由
17 W00D スレーブ ID
18 W00E 読み取りデータ取得回数
19 W00F 読み取りデータ更新回数
20 W010 マスターのタイミング入力回数
21 W011 読み取りデータサイズ
22 W012 読み取りデータ (1,2 桁 )
〜 ～ ～
85 W051 読み取りデータ(125,126 桁 )

制御データ（Output Assemblies）

KVシリーズ → SR-750シリーズ

オフセット 割付デバイス 名 称
0 0 B040
1 B041 データ更新許可
2 B042
3 B043
4 B044
5 B045
6 B046
7 B047 エラークリア・送信バッファクリア
8 B048 読み取り開始要求
9 B049 プリセット読み取り開始要求
10 B04A プリセットデータ登録開始要求
11 B04B チューニング開始要求
12 B04C
13 B04D
14 B04E
15 B04F
1 0 B050 読み取り完了クリア
1 B051 プリセット読み取り完了クリア
2 B052 プリセットデータ登録完了クリア
3 B053 チューニング完了クリア
4 B054
5 B055
6 B056
7 B057 外部指示動作完了クリア
8 B058
～ ～ ～
15 B05F
2 W052 バンク番号
3 W053
4 W054
5 W055 プリセットデータサイズ
6 W056 プリセットデータ (1,2 桁 )
〜 ～ ～
37 W075 プリセットデータ (61,62 桁 )

SR-D100シリーズ

IN：B000/W000~ OUT：B040/W052~

結果データ（Input Assemblies）

SR-D100シリーズ → KVシリーズ

オフセット 割付デバイス 名 称
0 0 B000 エラー
1 B001 読み取りデータ更新可能
2 B002 読み取りデータ更新完了
3 B003
4 B004
5 B005
6 B006 バッファオーバーエラー
7 B007 一般エラー
8 B008 BUSY
9 B009 TRG BUSY
10 B00A LOCK BUSY
11 B00B MODE BUSY
12 B00C ERR BUSY
13 B00D FILE BUSY
14 B00E
15 B00F
1 0 B010 読み取り完了
1 B011 プリセット読み取り完了
2 B012 プリセットデータ登録完了
3 B013 チューニング完了
4 B014
5 B015
6 B016
7 B017 外部指示動作完了
8 B018 読み取りエラー
9 B019 プリセット読み取り失敗
10 B01A プリセットデータ登録失敗
11 B01B チューニング失敗
12 B01C
13 B01D
14 B01E
15 B01F 外部指示動作失敗
2 0 B020 IN1 状態
1 B021 IN2 状態
2 B022
3 B023
4 B024 OUT1 状態
5 B025 OUT2 状態
6 B026 OUT3 状態
7 B027
8 B028 Unstable
9 B029 マッチングレベル Unstable
10 B02A ISO/IEC 15415 Unstable
11 B02B AIM DPM Unstable
12 B02C SAE AS9132 Unstable
13 B02D
14 B02E
15 B02F
3 0 B030
～ ～ ～
15 B3F
4 W000 マッチングレベル
5 W001 ISO/IEC 15415 グレード
6 W002 AIM DPM グレード
7 W003
8 W004 読み取りエラー理由
9 W005 プリセット読み取り失敗理由
10 W006 プリセット登録失敗理由
11 W007 チューニング失敗理由
12 W008
13 W009
14 W00A
15 W00B 外部指示動作エラー理由
16 W00C 一般エラー理由
17 W00D
18 W00E 読み取りデータ取得回数
19 W00F 読み取りデータ更新回数
20 W010
21 W011 読み取りデータサイズ
22 W012 読み取りデータ (1,2 桁 )
〜 ～ ～
85 W051 読み取りデータ(125,126 桁 )

制御データ（Output Assemblies）

KVシリーズ → SR-D100シリーズ

オフセット 割付デバイス 名 称
0 0 B040
1 B041 データ更新許可
2 B042
3 B043
4 B044
5 B045
6 B046
7 B047 エラークリア・送信バッファクリア
8 B048 読み取り開始要求
9 B049 プリセット読み取り開始要求
10 B04A プリセットデータ登録開始要求
11 B04B チューニング開始要求
12 B04C
13 B04D
14 B04E
15 B04F
1 0 B050 読み取り完了クリア
1 B051 プリセット読み取り完了クリア
2 B052 プリセットデータ登録完了クリア
3 B053 チューニング完了クリア
4 B054
5 B055
6 B056
7 B057 外部指示動作完了クリア
8 B058
～ ～ ～
15 B05F
2 W052 バンク番号
3 W053
4 W054
5 W055 プリセットデータサイズ
6 W056 プリセットデータ (1,2 桁 )
～ ～ ～
37 W075 プリセットデータ (61,62 桁 )

SR-700/BL-1300シリーズ(N-L20経由)

IN：B000/W000~ OUT：B040/W046~

結果データ（Input Assemblies）

N-L20 → KVシリーズ

オフセット 割付デバイス 名 称
0 0 B000 エラー
1 B001 読み取りデータ更新可能
2 B002 読み取りデータ更新完了
3 B003
4 B004
5 B005
6 B006 バッファオーバーエラー
7 B007 一般エラー
8 B008 BUSY
9 B009
10 B00A
11 B00B MODE BUSY
12 B00C
13 B00D
14 B00E
15 B00F
1 0 B010 読み取り完了
1 B011
～ ～ ～
15 B01F
2 0 B020 IN1 状態
1 B021 IN2 状態
2 B022
3 B023
4 B024 OUT1 状態
5 B025 OUT2 状態
6 B026 OUT3 状態
7 B027 OUT4 状態
8 B028
～ ～ ～
15 B02F
3 0 B030
～ ～ ～
15 B03F
4 -
～ ～
15 -
16 W000 一般エラー理由
17 W001
18 W002 読み取りデータ取得回数
19 W003 読み取りデータ更新回数
20 W004
21 W005 読み取りデータサイズ
22 W006 読み取りデータ (1,2 桁 )
～ ～ ～
85 W045 読み取りデータ(125,126 桁 )

制御データ（Output Assemblies）

KVシリーズ → N-L20

オフセット 割付デバイス 名 称
0 0 B040
1 B041 データ更新許可
2 B042
3 B043
4 B044
5 B045
6 B046
7 B047 エラークリア・送信バッファクリア
8 B048 読み取り開始要求
9 B049
～ ～ ～
15 B04F
1 0 B050 読み取り完了クリア
1 B051
～ ～ ～
15 B05F
2 W046 バンク番号

参考：サンプルプログラム

読み取り文字列の確認

データハンドシェイク：しない

プログラム

<ニモニックリスト>

LDP MR000
OR B048
ANB B010
OUT B048
LDP B010
SMOV W012 DM0
LD B010
OUT B050

動作説明
  1. ❶

    MR000（読み取り開始）をONして、読み取り要求を実行します。

  2. ❷

    読み取りが完了してB010（読取完）がONすると、読み取った文字列をDM0～（読み取り文字列）に格納します。

  3. ❸

    同時にB050（読取完クリア）をONします。

データハンドシェイク：する

プログラム

<ニモニックリスト>

LDP MR000
OR B048
ANB B010
OUT B048
LD B01
OR B041
ANB B02
OUT B041
LDP B02
SMOV W012 DM0
LD B010
OUT B050

動作説明
  1. ❶

    読み取り要求リレー(B048)をONし、読み取り要求を実行します。
    読み取り完了リレー(B010) がONしたら、読み取り要求リレー(B048)をOFFします。

  2. ❷

    データ更新可能リレー(B01)がONしたら、データ更新許可(B41)をONします。
    ※データ更新リレー(B01)はSR-Xシリーズに読み取りデータがバッファされるとONします。

  3. ❸

    データ更新完了リレー(B010)がONしたら、読み取った文字列をDM0～に格納します。

  4. ❹

    読み取り完了リレー(B010)がONしたら、読み取り完了クリアリレー(B050)をONします。

One point

読み取り完了クリアがONすると、マッチングレベル(W00)もゼロクリアされます。
読み取り完了クリアをONする前に、マッチングレベルの値を別のデバイスに格納することで、読み取り完了クリア後にもマッチングレベルを確認できます。

動作確認手順

以下の手順を実施し、参考プログラムの動作確認をしてください。

  1. ❶

    MR000（読み取り開始）をONします。

  2. ❷

    コードリーダが照射を開始しますので、下の二次元コード（コードの種類：QR）のいずれかを読み取ってください。

  3. ❸

    読み取りが完了すると、DM0～に読み取った文字列が格納されます。

  4. ❹

    DM0～に格納された文字列が、二次元コードのデータ内容と一致しているか確認します。

One point

稼働データをSDカードに保存

KV-8000/7500/7300/5500/5000/3000/NC32TはSDカードスロットを搭載しており、稼動データをSDカードに保存できます。FTPアップロード機能を使用すればパソコンに自動でデータを送ることも可能です。

BLOAD

プログラム

<ニモニックリスト>

LDP MR000
MOV #1 W052
LDP MR001
OR B04C
ANB B014
OUT B04C
LD B014
OUT B054
LDP B014
MOV #0 W052

動作説明

  1. ❶

    BLOAD番号(W052) に1を格納します。

  2. ❷

    BLOAD要求リレー(B04C)をONし、BLOAD変更を実行します。
    BLOAD完了リレー(B014)がONしたら、BLOAD要求リレー(B04C)をOFFします。

  3. ❸

    BLOAD完了リレー(B014)がONしたら、BLOAD完了クリアリレー(B054)をONします。

  4. ❹

    BLOAD完了リレー(B014)がONしたら、BLOAD番号(W052)に0を格納します。
    ※バンク番号とBLOAD番号は共通のアドレスを使用しているため、使用後は0にリセットします。

バンク指定読み取り

データハンドシェイク：しない

プログラム

<ニモニックリスト>

LDP MR000
MOV #1 W052
LDP MR001
OR B048
ANB B010
OUT B048
LDP B010
SMOV W012 DM0
LD B010
OUT B050
LDP B010
MOV #0 W052

動作説明
  1. ❶

    バンク番号(W052)に1を格納します。

  2. ❷

    読み取り要求リレー(B048)をONし、読み取り要求を実行します。
    読み取り完了リレー(B010)がONしたら、読み取り要求リレー(B048)をOFFします。

  3. ❸

    読み取り完了リレー(B010)がONしたら、読み取った文字列をDM0～に格納します。

  4. ❹

    読み取り完了リレー(B010)がONしたら、読み取り完了クリアリレー(B050)をONします。

  5. ❺

    読み取り完了リレー(B010)がONしたら、バンク番号(W052)に0を格納します。

    • ※
      バンク番号とBLOAD番号は共通のアドレスを使用しているため、使用後は0にリセットします。

One point

マニュアルレスでラダー作成可能！

オペランド入力時に、デバイスコメントの一部を入力するだけで接点などの入力ができます。（RT エディット機能）
リレー番号を調べる手間がなくなり、プログラム作成工数削減につながります。

参考：マッチングレベルの読み出し

マッチングレベルとは、SR-X/SR-2000/1000/750/700/D100シリーズがコードの読み取りに成功した場合、読み取り成功画像のコードがコードリーダから見てどれだけ読み取りやすかったかを判定する基準値です。マッチングレベルはサイクリック通信領域にデータが格納されるため、ラダープログラムなしでマッチングレベルを確認することができます。

「マッチングレベル判定機能」を有効にします。

参考：サイクリックデータサイズの変更

SR-X/SRシリーズの読み取り桁数が大きくなり、KV-8000に転送するデータサイズが大きくなる場合、サイクリック通信で転送するデータサイズを変更できます(サイクリック通信の読み取り桁数は初期値では126バイトまでです)。

  • ※
    SR-X/SRシリーズのInputアセンブリ(送信)サイズ/Outputアセンブリ(受信)サイズがKVシリーズのInput Size/Output Sizeより大きい場合、通信できます。

SR-Xシリーズの設定方法