体積の測定(3/3)
- 分類:
- 難易度の高い寸法測定
体積測定の方法はさまざまですが、測定対象物によって最適な方法を選ばなければ正確な結果が得られません。アルキメデスの原理を利用する場合は液体による濡れ、菜種置換法であれば重量による変形、レーザ体積計であればレーザ光の照射範囲の課題などが問題として挙げられます。
キーエンスの3Dスキャナ型 三次元測定機「VLシリーズ」なら、これまで難しかった多種多様な対象物の体積測定が1台で可能です。VLシリーズは、液体に沈める必要がなく、大気中で体積測定ができるので濡れる心配がありません。さらに大型高精細CMOSカメラによる非接触測定なので、柔らかい素材でも変形する心配がなく、正確に3D形状をスキャンして正確・高速な体積測定を実現します。
また、レーザ体積計のようにレーザ光の照射範囲に左右される心配もありません。VLシリーズは、360度全方位スキャニングなので、裏側の形状まで測定できることも特徴です。2つの光源から光を当て、ステージが360度回転することで数百万ポイントの形状データを瞬時に取得し、従来は難しかった自由曲面や肉厚、垂直壁面まで正確に測定します。
また、初期設定やワーク設置の事前調整などは不要で、測定対象物をステージにおいて測定実行ボタンを押すだけで体積測定ができ、誰でも簡単に安定した結果が得られます。デジタルデータなので管理もしやすく、取得したデータから寸法や幾何公差などを測ることもできるので効率的です。
体積の測定でお困りでしたら、気軽にキーエンスまでご相談ください。3Dスキャナ型 三次元計測機「VLシリーズ」をはじめ、キーエンス商品を活用したソリューションをご提案します。「VLシリーズ」のカタログは、以下より無料にてダウンロードいただけます。
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