用途事例

コネクタピンの折れ検出

コネクタのピンが全て有り、ピン折れが発生していないかどうかを検出し後工程での歩留りを向上させます。

広視野カメラを用いた「画像処理システム」は、検出精度や位置ズレに対する追従検出能力が高く、コネクタピンのような小さなワークでも安定して判別できます。照明装置も充実しており、ハレーション対策も十分です。また、センサヘッドからワークまでの距離が遠い場合でも正確な検出が可能なので、性能には問題ありません。しかし、コネクタピンの曲がりや折れの検出に不必要な機能が多く高価です。また、立ち上げに必要な設置・設定などの工数が多くかかり、導入は容易ではありません。

AI搭載画像センサ「IV2シリーズ」は、オートフォーカスと明るさ自動調整機能を搭載しており、最適なピントと明るさでコネクタピンの曲がりや抜けを検出することができます。たとえば、エッジの有無や色の判別設定は、AIが自動で行います。また、ハレーションに影響されないので、照明装置は不要です。
「IV2シリーズ」なら、必要な検出機能を導入しやすい価格で提供できます。また、設定はAIが自動で行うため、ラインの素早い立ち上げが可能です。