食品衛生法の改正

食品を取り巻く環境の変化やルールの国際化などに対応するために、食品衛生法の見直しが進められています。7つの項目で変更の予定があり、期限印字に大きく関連する項目が2つあります。

HACCPによる衛生管理の制度化

HACCP(ハサップ)とは、原料の受け入れなどの前工程から包装から出荷までの後工程において、食中毒などの健康被害を引き起こす可能性がある要因を管理する方法になります。今回の見直しに伴い、HACCPに沿った管理の実施が、原則としてすべての食品等事業者に求められることになります。

従来方式の管理例とHACCP方式の違い

前工程で管理・検査した内容をロットNo.として紐づけておく必要があります。個別の包装や容器、さらに外箱にあたる段ボールに対して、期限印字と同時にロットNo.を印字することでトレースが可能になります。

リコール情報の報告制度の創設

事業者が食品衛生法に違反した製品を出荷して自主回収を行う場合には、各自治体を通じて国に報告することが義務化されます。報告された情報は各自治体のホームページにリコール情報として公表されることになります。リコールを出さないような管理体制を確立する必要があります。

報告から公表まで

【報告例】

報告事業者 株式会社○○食品 (○○県××市△丁目○○-××)
自主回収の理由 賞味期限を20XX年10月20日とするところを、20XX年01月20日と誤って表示したため
問い合わせ先 株式会社○○食品 営業部 0120-○○○-×××
回収開始年月日 20XX年9月15日
想定される健康影響 誤った賞味期限までの品質保持の証明ができず、何らかの健康被害を否定できません。

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