Smr(c) 負荷面積率

面の負荷曲線とは、負荷面積率が0%から100%となる高さを表した曲線をいいます。
負荷面積率とは、ある高さc以上の領域の面積を表します。高さcでの負荷面積率は下図でのSmr(c)に相当します。

Smr(c) 負荷面積率

負荷面積率が0%から負荷曲線に沿って負荷面積率の差を40%にして引いた負荷曲線の割線を、負荷面積率0%から移動させていき、割線の傾斜が最も緩くなる位置を負荷曲線の中央部分といいます。
この中央部分に対して、縦軸方向の偏差の二乗和が最小になる直線を等価直線といいます。

等価直線の負荷面積率0%から100%の高さの範囲に含まれる部分をコア部といいます。
コア部より高い部分を突出山部といいます。
コア部より低い部分は突出谷部といいます。

コア部は、初期摩耗が終わった後にほかの物体と接触する領域の高さを表します。

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