超小型デジタル圧力センサ
AP-C30 シリーズ
あらゆるアプリケーションで使える多彩な機能
リークテスト
[A-2モード] 推奨機種:AP-C33,C30
- [ポイント1] 充てん圧とリーク圧の両方を検知可能
出力1でリーク圧、出力2で充てん圧を検知
- 1 ある一定圧まで充てんしたら出力2の信号を確認してバルブを閉めます。この時ゼロシフト入力をONします。
- 2 ゼロシフトONの間リークによる変位圧のみを表示します。
- 3 出力1でリークによる圧力変化を確認。
- 4 ゼロシフトをOFFすると通常圧表示に戻ります。
- [ポイント2] 最大リーク圧、充てん圧を表示
ピーク/ボトム表示
AP-C30シリーズは一日を通しての最大リーク圧※と最大充てん圧を記憶しますので、ワークのばらつきの範囲を容易に知ることができます。また、毎回の充てん時の圧力値も表示可能です。
- ※最大リーク圧はゼロシフトを入力している間のボトム値を記憶します。
着座確認
[F-1モード] 推奨機種:AP-C33、C30
- [ポイント1] 元圧変動をゼロシフトでキャンセル
装置の立ち上げ時にゼロシフトをすることで、その日の元圧の状態に合わせて着座確認が行なえます。また、着座の前に毎回ゼロシフトを行なえば、よりわずかな圧力変化も捉えることができます
- [ポイント2] 分解能10倍モード
エリアフォーカス機能搭載
AP-C30シリーズは分解能を10倍にするエリアフォーカス機能搭載。ワークの有無だけでなく傾きなどで生じる微妙な圧力差を確実に検知できます。
- [ポイント3] 出力2でエア穴の詰まり検知
独立2点出力装備
着座確認とは別に、もう一点の出力を利用することでエア穴への異物の侵入による詰まりを検知できます。ワーク無し時の異常な圧力上昇も一台のセンサだけで検出できます。
- ヒステリシスについて
- 通常、圧力センサはチャタリングなどを防ぐためにある程度のヒステリシスを持たせています。F-2モードを選択していただきますと、このヒステリシスを自由に設定できます。また出力1、 出力2共に独立して個別に設定することができます。
- パワーセーブモード 低消費電力480mW以下
- パワーセーブモードに設定すると3分以上センサの操作系に触れなければデジタルモニタが自動消灯します。また複数台数使用時に気になる消費電力はこの時480mW(12V時)以下になります。
- ※24V時は720mW以下