直腸がん細胞を含む3次元構造体の非侵襲的な観察

簡単操作で蛍光ボケのないクリアな画像を取得

A
剣山針

撮影のポイント

バイオ3Dプリンター・Regenovaでスフェロイドを3×3に積層配置し、6日間循環培養した。スフェロイド同士が融合し、腸管筋線維芽細胞中で血管内皮細胞(緑色)は血管網を形成し、スフェロイドに生着させた転移性直腸がん細胞(赤色)も移動している。黄色部分は、癌細胞が血管内に入り込んでいる。

撮影条件

倍率:X10 λレンズ
セクショニング解析:2次元ピンホール、15µm間隔、組織培養用シャーレに剣山9×9汎用を横倒して撮影
フィルタ:GFP、Rhodamine
蛍光試薬:癌細胞をPKH26試薬で標識済み、画像は蛍光2種と位相差像を重ねている