用途事例

封緘テープの有無検出

包装工程においてカートンに製品を挿入した後、封緘テープが貼られているかどうかを検出し、ポカヨケ対策行います。

「光電センサ」は、搬送時の位置ズレによる光量の変化で十分な受光量差が得られないため、安定した検出は困難です。また、テープや箱の色や柄の影響も誤検出の原因になります。導入は比較的容易ですが、安定検出の能力に不安があります。さらに、品種切り換え時の設定変更にも多くの工数が必要です。

AI搭載画像センサ「IV2シリーズ」は、1台で最大550×412mmの領域内の、最大16箇所を同時に検出できます。この領域内ならワークの位置がズレていても正確に検出できます。オートフォーカスと明るさ自動調整機能を搭載しており、最適なピントと明るさで封緘テープの有無を判別することができます。また、封緘テープや箱の柄の影響を受けない検出の設定は、AIが自動で行います。
「IV2シリーズ」なら、広い検出領域と高度な検出能力、そして簡単な設定で安定した有無検出を実現します。さらに、検出設定は32種類（32製品）まで保存できるため、製品に応じた設定を読み出すことで簡単に設定変更ができます。