ボトル缶の座屈検査(凹み検査)

ボトル缶側面にできる座屈(凹み)を全数検査します。高速回転させたワークを側面から高さ測定することで、高精細な3次元形状を高速取得し、正確な全数外観検査を実現します。

従来の課題

画像センサでは、ワーク表面に文字や模様の印刷がある場合、凹みと印刷が区別できないケースが生じ、安定した検査ができませんでした。また、製造のタクトタイムに合わせるには、ワークを高速に回転させる必要がありましたが、露光時間が足りないため、タクトを落とさざるを得ませんでした。

表面の印刷と凹凸の区別が困難。

解決

インラインプロファイル測定器は、高速タイプのヘッドをラインナップ。最速64kHzの超高速サンプリングにより、高速回転しているボトル缶全面の高さ測定が可能です。
また、ワーク全面の3次元形状から凹凸を測定しているため、印刷や光沢による反射などワークの表面状態に影響されず、安定した検査が可能です。これにより、タクトタイムに影響せず、座屈の高精度な全周検査が実現します。

表面状態の影響を受けずに、座屈検査が可能。

選定のポイント

“動いているワークも測定可能”なプロファイル測定器「LJ-X8000シリーズ」は、
自動全数検査のさまざまな課題を3次元検査で解決します。
詳細はカタログをダウンロードしてご覧ください。