小型レンズのピーク高さ測定

小型レンズのピーク高さを非接触で測定します。球面レンズのピーク高さを正確に捉え、接着・組み付け後の鏡筒を基準としたレンズの高さをインラインで全数検査します。

従来の課題

接触式の検査では、低い測定圧力であってもレンズを傷つけるリスクが伴うため、慎重な低速搬送と高精度な位置決めにより、多くの時間と手間がかかりました。また、基準となる鏡筒に傾きがある場合、その高さも含めて測定する必要があるため、多点測定による煩雑さや検査時間の増加も課題となっていました。

解決

白色干渉方式の3D変位計であれば、透明なレンズであっても、非接触で瞬時に高さ測定が可能です。ワークを面で一括測定するため、たとえば傾きのある鏡筒を基準とする場合も、わずか1秒未満でレンズのピーク高さを正確かつ安定して測定可能です。また、検査の時短化によりタクトタイム短縮に貢献します。

解決
A
鏡筒
B
レンズピーク

選定のポイント

“面で瞬時に高さ計測”する3D変位計「WI-5000シリーズ」は、
自動全数検査のさまざまな課題を3次元検査で解決します。
詳細はカタログをダウンロードしてご覧ください。