大切にしている考え方 Values We Cherish
会社を永続させる
キーエンスでは「会社を永続させる」ことを、経営理念の最上位概念とし、そのために欠かせない要素を定義しています。
企業構成員の物質的、精神的、人間的な方面も含む高い満足度の実現と同時に、継続的に付加価値を生み出し、時代とともに移り変わる社会的責任を確実に遵守する事で、社会より支持される企業で有り続ける事を最重要視しています。
行動指針
社員一人ひとりが、仕事に対して責任を持ち最後までやり遂げる強い目標意識を持つとともに、その業務が何のために行われ、どのような価値を生み出すのかを常に考え行動することを重視しています。また、従来のやり方にとらわれることなく、業務の進め方が最適であるかを常に問い続け、課題があれば自ら提案し改善につなげる姿勢を重要な価値観としています。当社は、これらの行動指針に基づく主体的かつ前向きな行動が、付加価値の高い商品・サービスの創出につながり、ひいては持続的な企業価値向上を支える基盤であると考えています。
永続性を前提とした分散経営
商品・顧客・業界・地域のいずれにも依存しない経営も、永続性の観点から経営の安定性を高めるための1要素です。ビジネスモデルの核となる商品は企画段階から汎用性を重視し、営業もテリトリー制とすることで、構造的に分散された収益基盤を構築しています。また、商品カテゴリについても多岐にわたって揃え、特定の商品に売上が依存することも無い体制を構築しています。
生産性を最重要KPIとする理由
会社を永続させるためには、単純な売上拡大だけでなく生産性の向上も追求することが欠かせません。キーエンスでは「一人当たり営業利益」を中長期的に最大化することを判断軸に据え、付加価値の最大化を追求しています。
枠にとらわれない意思決定
キーエンスが商品企画や投資判断において、あらかじめ予算枠や上限を設けないのは、「会社を永続させる」という経営理念のもと、環境変化や技術革新、顧客課題の変化に対して、その時々で最も合理的な選択を積み重ねることこそが、長期的な付加価値の最大化、ひいては企業価値の最大化につながると考えているためです。
枠を先に定めることで、限られた条件下での最適化に陥り、検討すべき成長機会を自ら狭めてしまう可能性があります。当社は、商品・地域・事業領域・投資手法を限定せず、資本を保持し機会を待つことも含め、あらゆる選択肢を俯瞰したうえで、その時点で最も生産性が高いと判断される意思決定を行います。
判断軸となるのは生産性であり永続性です。投入した経営資源に対してどれだけ大きな付加価値を生み出せるかを重視し、一人当たり営業利益を代表的なKPIとして、その最大化を中長期的に追求しています。生産性向上によって創出された利益は、顧客価値の向上をはじめ、社員や社会を含むステークホルダーへ還元されていきます。
強固な財務基盤の維持と、枠にとらわれない意思決定は、単に裁量を広げることではなく、永続性と生産性という明確な軸に基づき、最適解を選び続けるための合理的な手法であり、これがキーエンスの高収益と持続的成長を支えています。





