ワーク帯電量のリアルタイム監視が求められる理由
静電気を数値化するために、まずエントリーモデルのハンディタイプが選ばれます。
傾向値は捉えられますが、高速で動くワークの状態や朝夕などの環境変化、品種違いによる帯電量の変化を把握することが困難です。
装置導入やメンテナンスなどのタイミングでの確認は合格したとしても、なぜか静電気起因と想定される歩留まりが改善しないケースが増えてきています。
リアルタイムでの測定が、先端装置の製造効率を劇的に改善します。
ハンディ測定器で傾向値管理
Before
インライン測定器で常時測定
After
収集データは各種通信ネットワークで簡単に見える化
対象物の静電気量や周囲の温湿度データを収集し、出力するために独立3出力判定とアナログ電圧・電流出力を標準搭載。
また、通信ユニットを使用することで、親機・子機で連結された最大8台のデータを一括送信できます。
PCやPLCからデータの読み出しや設定値の書き換えを行うことができるので、大幅な工数削減につながります。
現場の静電気量・温度・湿度をリアルタイム監視
SKシリーズを接続するだけで、ワーク表面の帯電量もイオナイザのイオンバランスもモニタリングできます。
センサヘッドSK-300をイオナイザの前後に設置し、ワークや環境ごとに変わる除電効果を時系列でPCへ保存。
導入時、段取り替え時、定期点検時などの検証に役立ちます。
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