混流ラインよみ:こんりゅうらいん
1つのラインに複数の品種を混ぜて流す製造ラインのことです。限られた生産設備を効果的に活用する製造ラインとして注目されています。
混流ラインでは、工程・サブ工程が同期化されるので、仕掛かり品を最少にすることができます。また、段取り替え時間、品種切り換え時間などを短縮でき、多品種少量生産でありながら少品種大量生産に近い生産性とコスト抑制効果が得られます。
市場の成熟化に伴うニーズの多様化により、多品種少量生産への対応が避けられない製造業にとって、混流ラインには大きな期待が持たれています。