ケーブル / ファイバー

粉塵などの環境の悪い現場でもエアパージ機能を使い安定した測定が可能となりました。耐環境基準のIP67をクリア。長く・安定して使うことができます。エアパージユニットも標準搭載し、耐環境設計を実現しました。

ø10 μmの極細線ワイヤーを安定して測定する「極細モード」を搭載。従来機種と比べて、より細い外径や隙間の測定が可能になりました。またLS9000シリーズは投受光部分離タイプなので、線材が複数本並んだ工程では、1台の測定部をトラバースしながら複数本の外径を測定することが可能です。

表面に粗さやヘアラインがある対象物もクアッドスポットレーザにより安定した検出が可能です。また双方のヘッドが同期サンプリングを行うので対象物のばたつきによる測定値誤差を最小に抑え込むことができます。

平角線の端部のつぶれなどを幅を測定することで検出します。高速サンプ リングにより局所的なつぶれが発生しても取りこぼしなく検知することができます。

伸線用ダイスの内径を測定します。投影されたシルエットの最大・最小、X-Yの内径を測定します。再研磨後の内径検査が可能になりました。

材料の引っ張り試験片の幅を測定します。投影されたシルエットの測定を行いますので、任意の場所の幅が最大100箇所まで測定可能です。数値データ、並びに履歴画像を連続取得し、Excelへの保存や、後でシミュレーションや再測定を行うことが可能です。

2次元レーザ変位計でフラットケーブルの断面形状と幅の測定を行います。対象物の材質の影響をうけず安定して計測が可能です。導線部が正しい配列状態となっているか、幅は適切な幅になっているかなどを測定します。

透過型の外径寸法測定器だけでは凹みを検知することができません。そこでインラインプロファイル測定器を用い、被覆ケーブルの凹凸を検知します。毎秒64,000回の高速サンプリングにより、さらに確実に凹凸の検出ができるようになりました。