デジタルマイクロスコープの活用は工業業界を飛び越え、教育・研究機関にも及びます。
「見える化」の一環として、「深い深度での観察」・「ライセンスフフリーソフトによる画像データの解析(計測)」・「リアルタイムに見ながら情報共有」ができるマイクロスコープが多くの方々から支持され、導入されています。特に教育機関では購入予算が限られているケースも多く、導入ハードルが高いと思われがちですが、弊社のVHXシリーズはカスタイマイズ型のため、ご予算都合に合わせて無理なく導入検討が可能な点も多くの機関でご採用いただけている秘訣です。

教育機関でのマイクロスコープの活用

主な活用機関

大学・高等専門学校

大学の理工学系の先生方、学部や高等専門学校での採用が多いです。
テーマに応じてそれぞれいろいろな活用方法がありますが、生物や臨床関係のテーマでも多く採用されています。

公設・私立研究機関

公立・私立問わず多くの機関での採用がされています。「見える化」が担当者や機関の成果に直結するため、再現性があり、「見える化」が得意なデジタルマイクロスコープとして活躍しています。
また、博物館や美術館でもデジタル推進や体験型展示の増加により、ますます見える化への要望が高まっています。その中で、操作性のよい誰でも簡単に使えるマイクロスコープは活躍の場面が増えています。

VHX-X1の活用

ウエハの結晶化
ミクロマクロの観察から定量的な画像解析まで1台で行える。再現性もあるので、複数サンプルを同じ条件でデータをとることが可能。
ニラの花及びその花粉
立体的な対象物でも簡単に観察が可能。4Kで高精細にみえ、リアルタイムで解析ができる
染色フィルタ
二値化処理を簡単に行えて、凹凸感の見える化も可能。
複数の観点から解析までが手軽に行える。
センサデバイス
目的に応じた観察が簡単に選択できる。また、複数ある観察手法の再現まで簡単にできるので、査読などの評価時に簡単に再現・説明がつく。
鉱物組織
透過・落射だけの照明ではなく、偏光などフレキシブルに照明をコントロールすることができる。結果、今まで見えにくかった点が見え、リアルタイムで状況確認ができる。