4. I/Oの配線
LJ-Sシリーズのヘッド用電源I/Oコネクタのインターフェースを使用した基本的な入出力制御に必要な配線方法について説明します。
入出力信号の概要
ヘッド用電源I/Oコネクタのインターフェースは下図のようになっています。
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No. |
印字 |
ケーブル色 |
接続 |
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- |
FG |
黒 |
- |
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1 |
24V |
茶 |
DC24V入力 |
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9 |
24V |
赤 |
DC24V入力 |
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3 |
INCOM |
白 |
入力用コモン |
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2 |
0V |
青 |
DC24V入力(GND) |
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7 |
0V |
黒 |
DC24V入力(GND) |
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4 |
LD_ON |
緑 |
レーザーON入力 |
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5 |
TRG |
桃 |
トリガー入力 |
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11 |
MEM_CLR |
桃/灰 |
メモリクリア入力 |
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12 |
OUTCOM |
赤/青 |
出力用コモン |
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6 |
READY |
黄 |
トリガー入力許可出力 |
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10 |
EXP_BUSY |
紫 |
撮像中出力 |
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8 |
ERROR |
灰 |
エラー出力(N.C.) |
*1 コネクタを介して短絡されているINCOMとLD_ONは短絡したままにしておいてください。
LJ-Sシリーズヘッドへの信号入力
レーザーON入力
この信号が入力されているときにレーザー光が放射できる状態となります。
トリガー入力
撮像を開始するための信号です。
メモリークリア入力
ヘッド内部にある高さ画像や輝度画像を保持している領域のメモリをクリアします。
LJ-Sシリーズヘッドからの信号出力
トリガー入力許可出力
この信号がONしているときに、撮像開始のトリガー入力を受け付けることができます。
撮像中出力
撮像中であることを出力する信号です。
エラー出力(N.C.)
電源投入時、システムエラー発生時にノーマルクローズ(N.C.)出力します(正常時ON、エラー時OFF)
トリガー入力
撮像を開始するための信号です。TRG信号をONにすることで、ワークの撮像が開始されます。
なお、トリガー入力許可信号であるREADY信号がONになっていないとTRG信号は受け付けられません。
TRG信号とREADY信号の関係の詳細は、『LJ-S8000シリーズ(PC接続)ユーザーズマニュアル』の7章をご確認ください。
TRG信号の配線
TRG信号の配線例を示します。
出力機器がNPNオープンコレクター入力に対応している場合
出力機器がPNPオープンコレクター入力に対応している場合
READY信号の配線
READY信号の配線例を示します。
トリガーの入力が可能な場合、本機がREADY信号をONにします。
出力機器がNPNオープンコレクター入力に対応している場合
本機の出力をプラスコモンでPLCに入力する
出力機器がPNPオープンコレクター入力に対応している場合
本機の出力をマイナスコモンでPLCに入力する