用語解説

実践・導入編

ERP(企業資源計画/統合基幹業務システム)よみ:いーあーるぴー(きぎょうしげんけいかく/とうごうきかんぎょうむしすてむ)

「ERP」とは、Enterprise Resource Planningの略で、「企業資源計画」を意味します。企業の経営資源(人・物・資金・情報)を一元管理し、業務組織横断で有効活用して利益最大化を目指す計画です。これを処理するソフトウェアを「統合基幹業務システム」や「基幹系情報システム」、それを提供するサービスは「ERPパッケージ」などと呼ばれています。
ERPの概念は、生産管理の手法である「資源をムダなく利用し、生産効率の向上を図る」というMRP(Material Requiremet Planning)を一般の企業経営向けに展開したものです。そしてERPの特長は、「情報の一元管理」にあります。企業内に点在する情報を一か所に集めて分析し企業の状態を把握、経営戦術や戦略の立案に役立てます。

2000年代から国内でも普及が広がったERPパッケージですが、ICTの発達によりそのトレンドは、自社でシステム構築や保守が必要な「オンプレミスERP」から、遠隔のサーバ/コンピュータで手軽にサービスを受けることができる「クラウドERP」へと移行しました。しかし、クラウドで提供されるサービスでは、ソフトウェアのカスタマイズ自由度が低く、独自性や専門性が問われる処理に対応しにくいといった課題がありました。
近年では、ハードウェアの低価格化・高性能化により、カスタマイズの自由度が高く、機密情報を自社管理できるオンプレミスと、クラウドサービスを目的によって使い分ける「マルチクラウド」にも注目が集まっています。

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