セル工程は作業上、どうしても静電気が発生します。アース対策や導電化などを行なっても、部品の剥離時の帯電や中空での作業時などは、それらの対策だけでは効果が不十分です。除電器を用いることで静電気対策効果を向上します。
搬送部では基板とコンベアとの接触・剥離により基板が帯電します。大きな帯電は異物付着や静電破壊発生を引き起こし、製造不良へとつながります。除電器を用いることで帯電を除去し、製造不良を低減します。
導通チェックの際にプローブと基板間に異物が付着していると導通不良と判断され、再検査をします。大幅な歩留まり悪化につながります。さらに、微細プローブだと静電破壊の可能性もあります。除電器を用いることでそれらが解決されます。
組み立て中にはさまざまな部品の摩擦や剥離により静電気が発生し、異物の付着が引き起こります。バー型除電器を用いることで異物付着対策効果を向上し、歩留まりを向上します。