タイ編

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タイの渋滞対策! 数ある交通機関を乗りこなそう!

タイの渋滞対策 イメージ

タイの都市部へ行くと必ずといっていいほど悩まされるのが、交通渋滞です。そのレベルは、世界の渋滞都市ランキングでワースト1になったこともあるほど。
渋滞の原因は、車の所有台数が急増しているだけではなく交通量に対して道路が未発達で抜け道が少ないこと、警官による手動式の信号機が多いことなども考えられます。
都市部に滞在するビジネスパーソンを悩ませる交通渋滞。しかし、タイにはさまざまな交通機関が存在するので上手に利用すれば、渋滞をかいくぐれることもあるかもしれません。
「タクシー」や「路線バス」以外の、便利な交通機関をまとめてみましょう。

BTS(スカイトレイン)

バンコク都内を走る高架鉄道(モノレール)。日中は6分間隔、ラッシュ時は3分間隔と本数も多いため待たずに乗車することができます。通常の乗車券以外に、乗り放題の1DAYパスや、プリペイド式パス、回数制のパスなどがあるので利用頻度に合わせたチョイスを。
日本との違いは、改札より先が飲食禁止であること。(改札前に必ずゴミ箱があります)そして、多くのホームには屋根がないこと。悪天候時の乗り降りには雨具が必要となるので注意しましょう。

MRT(地下鉄)

バンコク主要都市を走る地下鉄。こちらも3~5分間隔と本数も多く、忙しいビジネスパーソンの強い味方です。ICチップが内蔵された、黒くて丸いコイン状のものが乗車券となります。BTS同様、改札内は飲食禁止なので注意しましょう。

ARL(エアポートレールリンク)

最も遅れたくない「空港」への移動は、渋滞知らずの鉄道がおすすめ。スワナブーム国際空港とバンコク市街を結ぶ路線は、シティライン(各駅)とエクスプレスの2種類。いずれも6時~24時の間を15分間隔で運行しています。

国有鉄道

東南アジア内でも最長クラスの国鉄。北はチェンマイ、南はマレーシアまで続いているので郊外への移動に便利です。日本でいう東京駅にあたるのがフアラムポーン駅(バンコク中央駅)。100年以上も前に建てられたクラシカルな駅舎は一見の価値あり。冷房が強いため、長時間の移動で体を冷やさないよう、羽織ものがあると安心です。

バイクタクシー(モーターサイ)

渋滞の車をすり抜けて走るバイクタクシーは、現地ではポピュラーな移動手段。駅から離れた場所に向かう際にも便利です。料金は交渉制ですが、主要な目的地は料金表が掲げられている場合も。車と比べると安全面が気になるものの、渋滞大国タイではバイクタクシー無しでは移動はままならない! というのが現地駐在者のリアルな声。荷物が多くて運転手に両手で掴まれない日や、路面が濡れた雨の日は乗車を控えるなど、状況に応じた判断で上手に利用しましょう。

水上バス(運河船)

日本では観光客向けの印象が強いボートですが、バンコクでは渋滞緩和のため、通勤通学でも活躍しています。チケットは無く、乗船するとスタッフが集金に来るので行き先を伝えてお金を払います。移動中の水しぶきは、備え付けのブルーシートでブロックします。

いかがでしたか?
渋滞の影響を受けてしまうタクシーやバス以外にも多くの交通機関が活躍しているバンコク。上手に使い分けて、スムーズに移動をしましょう。

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