線粗さ(JIS B 0601)とは
日本産業標準調査会によって定められた表面粗さの規定です。JIS B 0601-1982「表面粗さの定義と表示」が制定され、その後にISOとの整合性を図るためにJIS B 0601-1994「表面粗さ 定義および表示」に改訂。さらに加工・測定技術の進化に加え、ISO基準に適合するためJIS B 0601-2001へと改訂されてきた歴史があります。
JIS B 0601-2001によって規定された表面粗さは、触針式粗さ計から得た断面形状をもとに粗さを求めることから「線粗さ」と呼ばれています。また、JIS B 0651-2001では、触針先端形状と測定力を定めています。