パフォーマンスレベルの評価手順
パフォーマンスレベルの評価手法について、具体的に説明します。
制御システムの安全関連部は、I(入力装置)、L(論理処理)、O(出力装置)から構成されます。 まず、制御システムがどんな安全機能を持つのかを整理します。
例)
安全機能1:非常停止スイッチを押すと、コンタクタがOFFして動力を遮断する
安全機能2:ライトカーテンを遮光すると、コンタクタがOFFして動力を遮断する
1つの制御システムが複数の安全機能を持つ場合、安全機能ごとに分けてパフォーマンスレベルを評価します。
安全関連部全体のパフォーマンスレベルを評価するためには、各機器の以下のパラメータを求める必要があります。
- カテゴリ
- DCavg
- MTTFd
- CCF
または
- PFHd
これらのパラメータの詳細は、次項で説明しています。