稼働率は非常に高く、常に数台が利用されていますね。
特に当社は多品種小ロットで点検しなければいけない対象物や工程が多く、台数が少ないときはIMシリーズが取り合いになり、順番待ちが発生することもありました。
複数台あることで、ロスタイムを減らせ、業務効率を最大化できていると感じています。
IMシリーズ8台を日常的にフル活用
従業員数47名という事業規模で8台のご採用はかなり多いですね。稼働状況はいかがでしょうか。
従業員の「動線」を考え、効率を追求する
8台をどのように使い分けているのでしょうか。
全8台のうち、4台は測定室に、残り4台は製造現場に配置して使っています。
製造現場では主に焼成前の検査に使用しますが、製造ラインの近くに置くことで従業員の動線を良くし、効率的な測定を実現しています。
測定室では出荷前の検査に使用していますが、ここでは精密な測定が求められます。
年々、お客様の品質要求は高まってきていますので、性能が向上した最新のIMシリーズを導入するたびに測定室に置き、年式の古いものを製造現場に移動するという流れで入れ替えて使っています。
重くのしかかっていた検査員の「教育コスト」
IMシリーズ導入前は、測定はどうやっていたのですか。
以前はノギスやダイヤルゲージを使って測定していました。
微細形状の部品を測定する場合は、測定顕微鏡を併用しますが、複雑すぎる形状の場合、やはり測れない箇所がある。
結局、精密な寸法検証には至りませんでした。
また、近年は慢性的な人手不足も課題で、経験のない若い人も積極的に採用していますが、若手に一から測定方法を教えるのは容易なことではなく、大きな教育コストがかかってしまいます。
測定子を対象物に当てるときの、ちょっとした測定圧の大小や、位置、角度など、わずかな違いで測定結果に誤差が生じます。
熟練者でないと難しい作業でした。
15分かかっていた測定時間がわずか3秒に
IMシリーズの導入により測定はどのように変わりましたか。
以前はひとつの製品で10分から15分時間を要していた測定が、わずか3秒程度でできるようになりました。
複数の部品を同時に測定することもできます。
データも自動で蓄積され、検査成績書としても活用でき、測定結果を紙に転記する手間もなくなりました。
操作でつまずくことはないですか。
最初に簡単な基本操作を教えるだけで、工場で働いた経験のない従業員でも問題なく使えています。
担当者によって測定結果に誤差が生じることもなく、常に品質の変わらない高精度な測定が可能なので、柔軟な人員配置も可能になっています。
高精度の測定機が業績を後押しする
今後の展望や、キーエンスに期待することをお聞かせください。
リーマンショックで大打撃を受けたとき、なんとか受注を増やそうと考えた結果、注目したのが「精度保証」という視点でした。
現在、当社は工場を新設し事業を拡大させていますが、IMシリーズがこの好業績を支える要因の一つになっています。
今後も当社が成長しつづける上で欠かせない道具となるでしょう。
キーエンスには引き続き、優れた技術、製品、サポートを通じ倍旧の支援をいただくことを希望します。
今後ともよろしくお願いします。
株式会社キムラテックは、1988年に設立された機械部品加工メーカーです。
「良い品を、早く、安く、間違いなく」を基本理念として、世界トップクラスのファインセラミックス・グリーン加工技術を強みに短納期かつ低コストで製品を提供。
半導体関連製品の依頼増に伴い、2021年には工場を新設して製造ラインを増やし、事業を拡大中。
- この事例に記述した数字・内容は事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。