菰下精密鎔断さまは、親子三代にわたり精密鎔断をおこなってきました。
精密鎔断は、可燃性ガスと酸素で厚い鋼板を加熱し、燃焼反応を起こして切断していく加工方法で、垂直方向の切断だけでなく、さまざまな角度からの切断が可能です。
菰下精密鎔断さまでは、厚み1200mmまでの極厚精密鎔断や特殊鋼材、異形切断など、多種多様な精密鎔断に対応しています。
精密鎔断された鋼板は、図面通りに加工されているか寸法確認がおこなわれます。
しかし、曲げ加工されたり、円弧上に鎔断された加工品などのR寸法は、円弧の両端の寸法を測定することでしか数値化することができませんでした。
穴ピッチも同様に、コンベックスでは円中心(仮想点)を正確に測定することはできません。
また、大型の加工品の測定にはコンベックスを用いて二人でおこなっていましたが、揺れやたわみの影響で正確な計測が難しく、時間もかかっていました。
取引先に納品し現物あわせをして初めて問題に気付くこともありました。
その場合、納品した品物を引き取り(運送)し、加工しなおす必要があります。
手戻りの費用・工数をあわせると、すべての利益がなくなるほどの手間になります。
そのため正確に測定できる方法を常に探していました。