レーザー溶接に使うレーザーの種類
レーザー光は、気体・固体・液体を媒質として取り出すことができます。
そのうち、レーザー溶接に使用するレーザーは、気体または固体からを取り出します。
このことから、レーザー溶接に使うレーザーは、大きく「気体レーザー」と「固体レーザー」にわけることができます。
気体レーザーは、炭酸ガスなどの気体を使って光を取り出します(例:CO2[炭酸ガス])。
固体レーザーはイットリウム、アルミニウムおよびガーネットといった鉱石を使い、YAGレーザーがその代表です。
さらに、近年では光ファイバ自身がレーザーを発振する「ファイバレーザー」、YAGレーザーを発展させた「ディスクレーザー」や「半導体レーザー」などによる溶接も普及しています。
波長 | 発振形態 | ||
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気体 | CO2レーザー |
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TEA-CO2 |
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固体 | YAGレーザー |
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YVO4 |
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ファイバ | Ybファイバ |
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半導体 | LD(Laser Diode)レーザー |
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CW:連続発振(Continuous Wave Operation)
パルス:パルス発振